商品番号:1525500
(税込)
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【 仕入れ担当 戸高より 】
ご存知でしょうか?
【 関谷染色 】と言えば、あの京の名匠として名高い
【 関谷泰三 】氏の工房でございます。
超一流の氏の作品は特注の誂えでしか
染めを行わないことで知られております。
関谷染色が安価な量産品を制作することはございません。
呉服展示会をメインに一点一点丁寧にものづくりしております
名匠が表現するで心に刻みつけられる極上の逸品。
お着物に精通している方でも
ご存知の方は少ない方ではないでしょうか。
【 川勝稔(かわかつみのる) 】氏が亡くなられて、
この手櫛織も生産が不可能となりました
手櫛(くし)織による西陣袋帯を合わせました。
その日本画のような美しさを創り上げる
逸品のコーディネートでございます。
お目に留まりましたらどうぞご覧くださいませ。
【 お色柄 】
[ 着物 ]
さらりとした柔らかな手触りの白の地。
白生地には丹後ちりめん地を用いて
幾何学の七宝文様が広がる麗しい地でございます。
お柄にはまさしく水墨画のようなタッチで表現されました
竹の写実的なな意匠でございます。
積極的にお着物でお出かけしたくなる、
カジュアルパーティーやお食事会の場に、
ワンピースやドレス感覚でお召しいただいても良いですし、
音楽鑑賞や芸術鑑賞などでお召しいただいて、
アートに触れる機会を増やすのも楽しいかもしれませんね。
積極的にお着物でお出かけしたくなる、
名匠の高い創作力が感じられるお品。
どうぞこの機会をお見逃しのないようお願いいたします。
[ 帯 ]
銘[ 鳳凰文 ]
織物の基本は経糸を張って緯糸を往復させ、
筬(おさ)で打ち込むことによって織り上げられていきます。
櫛織の特長は小さな木製の櫛を使用して、
手作業で少しずつ緯糸を叩いて固定していく織物です。
薄手の地に対して太さや形状、材質が他メーカーに
「川勝氏でないと織れない。」こうおっしゃられました。
織り手の感性が作品の中に表現でき、
変化に富んだ趣向を凝らすことができます。
ほのかに経糸に光を感じさせるしなやかな生成色の帯地に、
他では類を見ない創作性あふれる鳳凰文を織り描きました。
ざっくりと揺らぐような織り味…。
かと思えば繊細な表情は個性ある後姿を演出し。
手織による節感も感じられる実に豊かな表情を魅せてくれるお品です。
日常の装いにこそこだわりをもって
楽しまれるお客様にお届けしたく思います。
【 関谷泰三について 】
昭和37年(株)関谷染色代表取締役に就任。
京友禅競技大会で京都府知事賞、京都市長賞、
平成2年近畿通産局長賞受賞。
現在、京都友禅、京都工芸染匠組合、京都染色美術協会所属。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
[ 着物 ]
絹100%
たち切り身丈190cm 内巾約36.5cm(裄丈最大約69cm)
白生地には丹後ちりめん地を使用しております
[ 帯 ]
絹70% ポリエステル・レーヨン10% 指定外繊維20%
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
柄付け:お太鼓柄
耳の縫製:かがり縫い
おすすめの帯芯:綿芯「松」
◆最適な着用時期 10月~翌5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、パーティー、お付き添い、芸術鑑賞、観劇、食事会など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
湯のし1,650円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+14,300円(税込)
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