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栃尾紬は、新潟県の長岡市栃尾地区で織られてきた絹織物です。江戸時代は縞紬として全国で流通し、戦前頃までは農家の副業として地域で特色のある柄の紬が織られてきました。
現在の栃尾紬は、節のある玉糸や真綿糸などを使った、温かみのある地風が特徴の紬です。
模様は、縞や格子のほか、綾織で地紋を織り出したもの、紬の白生地などが作られています。
現在、着物用の栃尾紬を生産するのは「草木染織工房 露石庵」(かざぜん)1社です。
同社は明治中期に初代が紬織物を携わることで創業。その後変遷を経て、戦後に紬織物の製造を開始しました。
歴史
栃尾紬は越後の紬の中で歴史は最も古いといわれます。同地域では古くから養蚕が行われ、農家が農閑期にくず繭などを使って、副業や自家用として紬を作っていました。江戸時代、1783年に越後が大飢饉に襲われたのをきっかけに、栃堀村の里庄・植村角左衛門が郷土の産業として絹織物の生産を奨励して、紬織が盛んとなりました。かつて白紬が中心でしたが、利益を上げるために縞紬が織られるようになり、越後の特産品として江戸や京都などに出荷されました。江戸後期の『越後産物くらべ』の番付表には、関脇として掲げられるほど広く知られ、嘉永年間(1848~1853)の全盛期には、年間3万疋を生産しました。
明治時代以降は減少しましたが、集落ごとに絣、鼠縞、千筋・万筋など、独自のデザインが伝承されて織られ続けていました。しかし時代の変化と共に、栃尾は工場で自動織機を使ってニットなどの洋服地などを織る産地に変化して、農家の副業としての絹織物は昭和の戦前頃までに衰退しました。戦後は、いくつかの紬織工房が復活し、現在は1社で栃尾紬が作られています。近年は、栃尾紬が地域の文化遺産として再認識され、調査と情報収集が進められています。
栃尾紬の和装品は、着物と帯があります。パーティ、食事会、観劇、各種の外出、何か楽しみなイベントなどで、おしゃれ着とするのにぴったりです。帯合わせなどのコーディネートも楽しめます。
京都きもの市場では、幅広いラインナップで栃尾紬を取り扱っております。
ご予算やお好みに応じたご提案をいたします。
また、イメージに合った栃尾紬の作品をお探ししてご提案することも可能です。
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