赤城紬

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赤城紬は、群馬県赤城山麓やその周辺で作られる、手引きの座繰り糸を使って織られた紬です。生地は、玉糸の節が浮いた、やや張りと弾力性のある風合いが特徴です。糸は緯糸に座繰り糸と玉糸とを交互に、経糸に手紡ぎ真綿糸を使用します。夏用に薄手に作られた「夏赤城」もあります。
赤城の座繰り糸は、「上州座繰り器」と呼ぶ昔ながらの道具を使って手作業で作られます。まずお湯で繭を煮て、容器の中の繭粒を箒のような道具で掃いて糸を引き出し、繭糸を目的の太さにまとめたら、座繰り器のレバーを廻して糸を巻き取っていきます。手作業でゆっくりと糸を引くため、繊維に空気が入って柔らかく伸縮性のある生糸になります。その糸を使って、群馬県や新潟県などで、染織作家や着物メーカーが織り上げます。
歴史
群馬県は古くから養蚕の盛んな生糸の産地で、世界遺産にも登録された富岡製糸場がある絹の里です。1832年(天保3年)には群馬県に現存するものと同じ形式の上州座繰器が生まれたといいます。農家の女性たちは自家生産で残った繭や、商品にならないくず繭を利用して、農閑期に真綿や生糸を製造し、売って現金収入を得たり、自家用の衣類を作っていました。座繰り仕事は「賃引き」といって、糸繭商が座繰りをする人に繭を渡して、できた生糸を買い取るシステムでした。かつては赤城山麓一帯に数千人の引き手がいて、昭和40年頃までは農村女性の手仕事として、県内の各地で上州座繰りによる生糸作りが行われてきたそうです。
動力を使って効率的に作る器械製糸が一般的になり、手作業の良さが見直されるようになると、座繰り糸ならではの味わいが染織家などで好まれるようになり、赤城の座繰り糸を使った織物が「赤城紬」と称されて市場に出回るようになりました。現在は高齢化などで引き手が減って、赤城の座繰り糸の生産は少量となり、赤城紬も希少な織物となっています。
赤城紬の和装品は、着物と帯が作られています。織の訪問着や、赤城紬を染め下地にした着物もあります。パーティ、食事会、観劇、各種の外出、何か楽しみなイベントなどで、おしゃれ着とするのにぴったりです。帯合わせなどのコーディネートも楽しめます。
京都きもの市場では、幅広いラインナップで赤城紬を取り扱っております。
ご予算やお好みに応じたご提案をいたします。
また、イメージに合った赤城紬の作品をお探ししてご提案することも可能です。
お気に入りの特別なお求め品となるよう、一生懸命にご対応させていただきます。
赤城紬の商品に関するご質問やご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。

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