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江戸紅型は、沖縄で染められている紅型の技法を取り入れて、東京で染められている型染です。「東京紅型」の名称で呼ばれることもあります。色鮮やかな模様が多く見られますが、紅型の持ち味を生かしたアレンジや現代的な色調など、多様な品物があります。
制作者により多少異なりますが、基本的な制作工程は沖縄の紅型と同じです。型紙を彫り、一枚型を用いて布にヘラで防染糊を置き、手で色挿しをして模様を染めます。筆で模様の輪郭をなぞってぼかして立体感を出す「隈取り」も行われます。染めには化学染料や顔料などが使われます。
紅型は基本的には型紙一枚を使って、デザイン・彩色・隈取りの工夫で多様な変化を付けるのが特徴です。個人単位で制作が可能なため、多数の染色作家により制作されています。「江戸紅型」「東京紅型」と名乗らず、作家物として流通される場合も見られます。
「型絵染」で重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された、染色家の鎌倉芳太郎氏。大正時代、美術教師として赴任した沖縄県で、琉球王国時代からの沖縄の美術工芸に魅せられて、調査・研究した記録を東京に持ち帰ります。戦争で沖縄は大きな被害を受けて、紅型が衰退します。鎌倉氏は持ち帰った資料をもとに、戦後に東京で紅型を始めて、工芸展などで作品を発表するとともに、紅型の指導も行いました。もともと東京に型染があったこともあり、沖縄ブームなどを経て新たに紅型に魅せられた人も加わって、東京で制作される紅型が増えて、現在に至ります。
江戸紅型の着物には、振袖、訪問着、付け下げ、小紋などがあり、帯には九寸名古屋帯があります。色柄は多様ですが、沖縄由来ならではの華やぎと、東京好みの小意気な味わいが融合した、しゃれ味のある着物がよく見られます。カジュアルにもエレガントにも着こなせます。パーティ、食事会、お出かけや観劇など、おしゃれに見せたい時、個性的に装いたい場所などに最適です。
京都きもの市場では、幅広いラインナップで江戸紅型を取り扱っております。
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また、イメージに合った江戸紅型の作品をお探ししてご提案することも可能です。
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