商品番号:1499390
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
代表的な出版物として、
葛飾北斎『富嶽百景』や神坂雪佳『百々世草』などの錚々たる作品を手掛ける
日本で唯一の手摺木版による和装本を専門に刊行する出版社、
『芸艸堂(うんそうどう)』より結城紬に染めなした友禅結城紬訪問着と
カジュアルシーンに重宝間違い無しの特選京友禅全通袋帯を
合わせてご紹介いたします。
幅広い場でご活用いただける個性を楽しむコーディネート!
ご友人とのお出かけはもちろんのこと、パーティーやお食事会など…
現代的なおきものシーンにもしっくりとなじむコーディネートです。
期間限定ではございますが
どうぞお値打ちな機会をお見逃しないようご覧下さいませ。
(単品でのご紹介も承っておりますので、どうぞこの機会にご検討下さいませ。)
【 お色柄 】
≪着物≫
ふわっとしてやさしく、やわらかく。
結城ならではの独特の質感と軽さ。
地色は淡いクリーム色を基調として、一面に夾竹桃をあしらいました。
この絶妙な色彩のバランスとデザイン。
明るいお色目の帯で若やいだコーディネイトに、
お年を重ねるごとに落ち着いたお色を合わせて。
薄地、濃地どちらのお色の帯とも相性がよく、
帯で様々な表情をお楽しみ頂ける事でしょう。
≪帯≫
帯地には、銀通しちりめん地を用いました。
やや地厚で発色の良い絹地です。
地色は鮮やかな浅葱色を基調として、
一面に唐花横段の模様を背景にして、黒い葡萄唐草が全通に渡って表されました。
統一感のあるお色味ですっきりとした和姿に。
色無地や小紋、紬、御召などと合わせて普段使いの袋帯として
帯姿を印象的に魅せてくれる一条。
洗練されたセンスの息づく素敵なカジュアル帯…
どうぞお手元でご覧くださいませ。
【 芸艸堂について 】
明治24年(1891)に創業した美術書出版社です。
現在でも手摺木版本を刊行する、唯一の出版社でもあります。
創業以来長年にわたり蓄積されてきた古版木は数万枚にものぼり、神坂雪佳、竹久夢二などの木版画も保有されています。
保有する膨大なデザインを、現在ではさまざまな分野で紹介・商品化されています。
【 結城紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1977年3月30日指定)
平織と縮織が茨城県無形文化財に指定(※1953年)
文部科学大臣指定重要無形文化財総合指定(1956年)
ユネスコ無形文化遺産への登録認定(2010年)
茨城県・栃木県を主な生産とする絹織物
茨城県西部の結城市と隣接する栃木県
小山市などで製織されている。
結城郡の旧石下町(現・常総市)にも
「いしげ結城紬」があり、手織のほか機械織
(力職機)による製織、糸も真綿手つむぎ糸、
石下の手紡糸、撚糸工場の強撚糸など様々である。
平織と縮織の2種類があり、現在の結城紬は
撚りのない糸を経と緯に使用する平織が主流で、
全体の約97%を占めるが、かつては横糸に
強撚糸を使い表面がちりめん状に仕上げられた
縮織が主流であった。
戦後昭和中期頃は縮織が結城紬全体の
約9割を占めていた。
元来は堅くて丈夫な織物であったが、絣の
精緻化に伴い糸が細くなってきたため、
現在は「軽くて柔らかい」と形容されることが多い。
本結城の工程は国の重要無形文化財で
「本場結城紬」は地域団体商標に登録されている。
【 歴史 】
1865年 初めて絣の結城紬が制作される
1873年 ウィーン万国博覧会出品
1953年 平織と縮織が茨城県無形文化財に指定される
1956年 4月24日重要無形文化財指定(平織のみ)
同時に従事者6名が技術保持者に認定
1961年 結城市を中心とした各市町村により
財団法人重要無形文化財技術保存会設立
1974年 NHK朝の連続テレビ小説で放映された
『鳩子の海』で一部結城市が舞台となり、
結城紬の知名度が高まる。
1976年 技術保持者6名の認定解除
保持団体の認定に変更
171名で本場結城紬技術保持会設立
同会が重要無形文化財「結城紬」の
保持団体として認定
1977年 3月30日経済産業指定伝統工芸品承認
結城紬伝統工芸士認
(この年の認定者は染2名、絣くくり6名、織り6名)
1986年 栃木県伝統工芸品
1988年 茨城県郷土工芸品の指定を受ける
2004年 品質検査の際に重要無形文化財の指定要件を
満たしていない反物にも「重要無形文化財指定」証票が
不正交付されていたことが明らかになり文化庁が保存会に
改善を指導
2005年 6月3日分の検査合格品より全反物が
「重要無形文化財」表記のない証票へと変更
2010年 ユネスコ無形文化遺産リストに登録。
2014年 小山市市職員「紬織士」の採用制度開始
【着物】
絹100%
たちきり身丈約180cm 内巾37cm (最長裄丈約70cmまで 最長袖巾肩巾35cmまで)
【帯】
絹100%
長さ約4.4m(お仕立て上がり時)
おすすめ帯芯:突起毛綿芯
耳の縫製:袋縫い
全通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、趣味のお集りなど
お仕立て料金はこちら
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
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