江戸更紗の商品一覧

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江戸更紗は、東京で染められている更紗染です。型紙摺りで、複雑で深みのある色柄を表現します。更紗とは、草花、鳥獣、人物、幾何学模様などのエキゾチックな模様を、手描きや型染で表したものです。もともとは素材に木綿が多く使われましたが、現在の和装用の更紗の着物は、絹地に型染が中心です。1983年(昭和58年)に東京都の伝統工芸品に指定されました。
江戸更紗は型紙を使った摺り染めで、型紙の上から刷毛を使って染料を摺り込んでいきます。少ない柄で20枚、多い柄では九十枚ほどの型紙染を繰り返して、グラデーションのような立体的で深みのある色柄を表現します。染料が乾かないうちに布を蒸して色を定着させ、水洗いして余分な染料を落とし、乾燥させて仕上げます。
歴史
約3千年以上前にインドで誕生した更紗は、もともとは木綿に模様を染めたものでした。アジアやヨーロッパなどに普及して、その土地の歴史や文化を反映しながら各地域で特有の更紗が発展しました。日本には14〜16世紀頃、室町時代から桃山時代頃にかけて伝来したといわれています。当初は名物裂のひとつとして大名などの上流階級に好まれ、茶道具などに用いられて珍重されました。
輸入品の更紗を模して、江戸時代の初め頃から国内でも作られるようになり、やがて京更紗、鍋島更紗など、様々な和更紗に展開していきます。江戸中期頃には、更紗の染色を専門とする職人も表れるほど流行し、18世紀後期になると、『佐羅紗(さらさら)便覧』や『更紗図譜』とった、更紗染を制作するための技術指南書が相次いで出版されるまでになります。
江戸更紗の発祥は、大阪から型染の職人が江戸にやってきて始めたことが起源といわれています。染色には各工程できれいな水が欠かせません。当時、江戸の染め物の中心地は神田川に近い神田紺屋町でしたが、次第に目立つようになった川の水質汚染から逃れて川の上流へ、現在の新宿区などの地域へと染め物の中心が移っていきました。今も早稲田界隈や高田馬場、落合などの神田川周辺には、更紗などを生産する工房や染色に関係する業者が集まっています。
江戸更紗の和装品には、訪問着、付け下げ、小紋などの着物と、九寸名古屋帯があります。渋い色柄の中にも立体感と程よい華やぎがあり、カジュアルにもエレガントにも着こなせます。異国調の模様で存在感のある着物なので、パーティ、食事会、お出かけや観劇など、おしゃれに見せたい時、個性的に装いたい場所などに最適です。
京都きもの市場では、幅広いラインナップで江戸更紗を取り扱っております。
ご予算やお好みに応じたご提案をいたします。
また、イメージに合った江戸更紗の作品をお探ししてご提案することも可能です。
お気に入りの特別なお求め品となるよう、一生懸命にご対応させていただきます。
江戸更紗の商品に関するご質問やご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。

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