琉球絣

琉球絣の商品一覧

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琉球絣は、沖縄本島の南風原町で作られる織物です。古くは沖縄の絣織物を総称して琉球絣と呼んでいたように、琉球王国時代から絣の産地として知られ、現在でも沖縄県で最大の織物生産量を誇ります。1983年に経済産業大臣指定の伝統的工芸品に指定されました。
琉球絣の一番の特徴は、沖縄独特のおおらかな絣模様です。絣のデザインは琉球王国時代から伝わる「御絵図帳」の図柄を元に、600種類以上あるといわれます。伝統の図柄を生かしながら、現代の感覚を取り入れた品物作りをしています。
沖縄の絣模様には自然や生活用品などをもとにした名前がついています。沖縄の各地域で呼び名などが多少異なりますが、琉球絣で代表的なものを紹介すると、
イチチマルグムー: 5つの丸い雲を表現した模様。代表的な柄のひとつ。
トゥイグワー: トゥイは鳥、グヮーは小の意味で、小鳥のこと。2羽で飛ぶ模様が多い。最も多く用いられる柄。
ティージクンピーマー: 握り拳に似た模様。絣と絣をつなぐ小絣としてよく用いられる。
八ナアシー: 三筋を織り合わせて、花の形を2つ段違いに並べた模様。
ミミチキトーニー: 取手付きの餌箱や四角い容器のこと。
ビックー: べっ甲のこと。六角形の中に十字の花を入れた柄。吉祥模様で長寿祈願の意味がある。
カキジュー: 鍋などを吊るして掛けるもの。本州の流水模様に似ている。
琉球絣の制作工程では、手括りまたは手摺り込みで絣を作り、琉球藍や福木などの植物染料や化学染料で糸を染め、高機で手織りします。素材は絹を中心に、麻、木綿も使われます。
琉球絣の歴史は、14~15世紀に中国、東南アジアとの貿易が行われて織物技術が入ってきたことに始まります。そして琉球王国に税として収める貢納布(こうのうふ)として織られるようになりました。貢納布は、首里王府の絵師がつくったデザイン集「御絵図帳(みえずちょう)」の図柄をもとに、女性たちが作っていました。厳しい管理のもとで、染織技術は高度に発達します。当時は身分によって衣類に制限があり、庶民の衣類には絣は禁止され、無地か縞に限られていました。
明治時代になり、琉球王国の廃止後は、絣の着用制限もなくなり、絣織物が商品として市場に出回るようになりました。大正から昭和初期になると、南風原では工場が複数設立されて、沖縄県内で最大の絣産地に発展しました。
戦争によって南風原は壊滅的な打撃を受けましたが、大城廣四郎氏らの尽力もあって復興し、現在に至ります。昭和40年代頃までは藍染の木綿絣が主流でしたが、それ以後は絹織物が中心になり、色柄のバリエーションもますます豊富になりました。
琉球絣の和装品には、着物や名古屋帯があります。夏用に薄手に作られた琉球上布(絹織物)もあります。琉球絣の着用場所には、格式張らないパーティ、食事会、観劇、お洒落をしたいシーン、カジュアルなお出掛けなどにおすすめです。沖縄らしい個性を生かして自由な装いを楽しみましょう。
京都きもの市場では、幅広いラインナップで琉球絣を取り扱っております。
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また、イメージに合った琉球絣の作品をお探ししてご提案することも可能です。
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琉球絣の商品に関するご質問やご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。

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