商品番号:1530677
(税込)
【 仕入れ担当 戸高より 】
本物にこだわりつづける老舗染匠【 菱健 】から、
煌びやかな刺繍を込めた付下げ着尺をご紹介致します。
初心者の方でも御召頂きやすい意匠に、
上質な加工、繊細な構図、是非お手元でご覧頂きたく…。
献上柄など、意匠を一目見れば
「博多織」ということが分かるほど定番となりました
【 本場筑前博多織 】の袋帯と合わせて
現代シーンにお洒落に溶け込むコーディネートとなりました。
ひとつひとつ手作業で本当に丁寧に職人さんが創作されますので、
作品数が少なく大変希少なお品物。
お仕立て込みのお値打ち価格にてご案内致します。
じっくりとご覧くださいませ。
【 お色柄 】
[お着物]
爽やかな水色に染め上げられた丹後の紋意匠地。
すうっと竪に線を成したように伸びる地紋が浮かび上がって。
意匠にはふわり軽やかな飛び柄にて、
装飾の華丸紋を丁寧な刺繍にてあらわして。
穏やかで気品あふれるムードを演出しております。
シンプルかつ印象的に装うことのできる見事な仕上がり。
細かく発色が良い故にごまかしの効かない作品。
多様な技術を合わせた繊細なお柄は
見惚れてしまうほどの美しさを兼ね備えております。
帯合わせ様々に、品良く可憐な着姿をお楽しみくださいませ。
[帯]キュッキュッと響く絹鳴りの音と
締め心地の良さ。密な織り味。
シンプルなようでその織りの確かさは
見ていて飽きることがありません。
幾何学文様をモチーフに
柄の大きさに変化をつけた帯地を
縦、横、斜め方向のグラデーションにより
グラフィカルにデザインし。
その日の気分に合わせた着こなしを楽しめます。
キリッとシックな黒色を基調として。
また美しい青、そして水色へ変化をつけ、
さりげなく用いられた金銀糸で織にアクセントを与える。
少し改まった場からカジュアルな場まで
幅広いシーンでご利用いただける
シックで粋な大人の和姿。
末永く、
まさに流行り廃り無くお持ちいただけますので、
母娘代々受け継ぐ工芸品として
必ずやご満足いただけることと存じます。
生産数が絶対的に少なく
なかなかご紹介する機会のない作品。
どうぞお見逃しのございませんよう、
宜しくお願い致します。
【 博多織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1976年6月14日指定)
鎌倉時代、中国(南宋)へ渡った商人の
満田弥三右衛門が考案し、その子孫が改良工夫して
博多に広めたとされる。
博多織による帯を筑前黒田藩の初代藩主・黒田長政が
江戸時代に幕府に献上したことで広く認知された。
これによりその図柄には献上柄と名がついた。
現在の博多織の献上柄には厄除け、子孫繁栄、
家内安全の願いが込められている。
1本の帯を作るのに7000~15000本もの経糸を使うため
柔らかくてコシのある地風である。
糸の密度が高いので締める時にキュッキュッという
「絹鳴り」と呼ばれる独特の音色がする。
【 菱健について 】
1949年(昭和24年)設立
創業者 初代古川健三
菱健という屋号は、吉友商店の屋号「菱友」の
菱と初代・古川健三の健を取って名づけられた。
「本流にこだわる」を基本理念に、京都に在籍する
無名の伝統工芸士や職人が持つ「ハンドメイドの味」を
活かし、きものに表現するものづくりをしている。
菱健の『桐壷』ブランドは業界内外問わず有名。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
[お着物]
絹100%
長さ約13m 内巾37cm (最長裄丈約70cmまで 最長袖巾肩巾35cmまで)
白生地には特選丹後ちりめん紋意匠地を使用しております。
[帯]
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約4.35~4.7m(お仕立て上がり時)
柄付け:全通柄
耳の縫製:かがり縫い
おすすめの帯芯:綿芯「松」
◆最適な着用時期 10月~翌5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齡は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、パーティー、ご挨拶、お付き添い、音楽鑑賞、観劇、お茶会など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
手のし3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+14,300円(税込)
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