商品番号:1530145
(税込)
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【 仕入れ担当 戸高より 】
あの【 白木染匠 】より独立し、
京都工芸染匠協同組合正規会員にも登録されている
名門【 吉川染匠 】により染め上げられたお品。
着物スタイル雑誌でも毎号のようにご紹介されております、
十日町の名門【 吉澤の友禅 】による、
お太鼓に満点の華やぎを添える九寸名古屋帯を合わせました。
特に【 吉澤の友禅 】の九寸名古屋帯は
製作数も限られているため、
周りと被ることもございません。
同じ波文で雰囲気を合わせ、
洒落感抜群のコーディネートをお楽しみくださいませ。
お目に留まりましたら是非お見逃しないようお願い申し上げます。
【 お色柄 】
[ お着物 ]
触れるととろけそうなほど、滑らかに肌上をすべる、
しなやかな極上の絹布。
すーっと溶け込むような上品な華やぎを感じさせる
深みのある黒色の地に、白鼠色に暈し染め上げられております。
お柄には、青色の濃淡や白色、牡丹鼠色などの彩りで、
躍動感のある波涛の意匠を染め描きました。
気品に満ち、その伸びのある構図とともに
唯一無二の素敵な着姿を演出します。
統一された最小限の色使いながらも匂い立つ
花香とつややかな大人の女性の色気。
あくまでも抑えた色彩、それでいて広がる豊かな世界観。
華麗に品よくそれでいて波の動きひとつひとつにも
強い生命力を感じます。
繊細に糸目に乗せられた金彩に
卓越したセンスが溢れ、研ぎ澄まされた空間に、
名門ならではの感性をあますところなく表現した本当に良いお品。
華美に走らない、大人の社交着。
原色の派手なお着物よりも、上質で、
心に残る1枚を選んでいただきたく思います。
丁寧な染めの仕上がりを是非お手元でご堪能頂きたい一品です。
[ 帯 ]
落款にある通り、八代目現社長武彦氏のこだわりの込められた一条。
十日町トップブランドとして、伝統を守りながらも
常に挑戦しつづける信念の入った逸品に仕上がっております。
地は新潟県五泉市の地厚な塩瀬、
上等な厚みが良きものと手触りにも感じさせてくれます。
お柄には、鮮やかな青や緑、紫などで波の意匠をあらわしました。
金銀彩加工が品の良い煌めきをたたえて。
独特のオリジナリティ溢れる構図。
古典とモダンの調和が粋な印象に。
まさに老舗京友禅のなせる美技…
染帯の中でも最高クラスのものとおわかりいただけるでしょう。
もちろん、すべて職人さんが染筆であしらった本手染めのお品ですので、
染め色はしっかりと裏まで通っております。
【 吉澤の友禅について 】
新潟県十日町市にある染織の総合メーカー
吉澤織物の友禅部門
明治30年(1897年)創業
創業より織物業が主体であったが、1964年の
東京オリンピックを契機に日本の成長、
繁栄の世相を見越し、きもの総合メーカーへの
脱皮をはかるべく友禅の導入に挑戦。
紬絣のみならず振袖、付下げなどの
華やかな商品の開発に成功。
1975年以降はいち早くブランド戦略を展開。
「吾妻徳穂」「七代目吉澤与市」をはじめ
「吉田簔助」「矢萩春恵」「田中優子」などの
ブランドを次々に開発。
現在は八代目・吉澤武彦が代表を務めており、
2017年より十日町織物工業協同組合理事長として
産地の振興発展にも尽力。
染と織の両方を一貫生産するトップメーカーとして、
ものづくりを続けている。
美しいキモノなど、キモノファッション雑誌への掲載多数。
【 吉川染匠について 】
京友禅の染匠
1897年(明治30年)創業
ボカシ染、絞り友禅併用、友禅の色層、胡粉、
大胆な構図が特色。
ボカシ染では「山暈し」「雲暈し」「霞暈し」を
最も得意とする。
色層の限界へ挑戦、単色は濃度をコントロールしながら、
微妙な濃淡でその色の持つ表現力を最大限に引き出ししている。
また『白』色にこだわり、日本画でも使用される
顔料・貝胡粉を使用。同じ場面で、何度も何度も塗り重ね、
それにより浮き出ているかのような表情を演出している。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
[ お着物 ]
絹100%
たちきり身丈約180cm 内巾37cm(最大裄丈約70cm)
白生地には特選丹後ちりめん地を使用しております。
[ 帯 ]
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
柄付け:お太鼓柄
おすすめの帯芯:綿芯「松」
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけなど
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
解湯のし4,180円+※胴裏8,250円~+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※堅牢染め・本加賀など、染めのしっかりした御着物への抜き紋入れには、
堅牢抜き代4,400円(税込)が必要となります。
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