商品番号:1527666
【 仕入れ担当 戸高より 】
各有名百貨店などでも、名前こそ出すものではございませんが、
この染匠の別誂品なども多く販売されております。
江戸の頃より大切にしてきた小袖を大切に保管し、
そういったものからインスピレーションを想起…。
昔ながらの京友禅の本流を受け継いで、
現代のお着物へ昇華させている工芸染匠でございます。
名門【 白木染匠 】。
この度入荷しましたいくつかは染匠さんが見切り品として
お値打ちで仕入れることができた商品でございます。
圧巻されるほどの意匠美はそのままに。
ただ売り出しに来られた方のお好みに合わなかっただけ見切り品。
お値段を出したいところではありますが、
相場観にそぐわないお値打ち価格でございますので
値段の記載を控えております。
お気になる方は是非お問い合わせくださいませ。
【 お色柄 】
絹艶の上質な丹後ちりめんの別織 小繭あおい駒無地。
手にとってすぐに分かる確かな重みとキメ細やかな風合い…。
角度によって光沢が感じられ、染め色を美しく発色させる上質絹布です。
地色は穏やかな薄香色に染め成されて。
描き出されたのは金駒刺繍の縁取りを尽くした菊や牡丹の華文に
艶やかに色付けされた垣の意匠。
風合いの豊かにまとめあがっております。
モダンな風合いに艶やかにお色味を使われた意匠の美しさ。
ささやかな金彩がキラキラと優しい光沢を浮かべております。
淑やかな気品溢れるその面持ちは、
これぞ京友禅といった仕上がりでございます。
【 白木染匠について 】
京友禅の染匠
1960年(昭和35年)4月創業
京都工芸染匠協同組合所属
江戸時代の小袖・「御所解」、「茶屋辻」、
「吉祥文様」の研究追求をライフワークとし、
先人達の衣裳を「心の師」として、「不易流行」を
座右の銘に流行にとらわれる事なく創作古典の作品を
製作し続けている。
【 沿革 】
初代・白木周一が、四大染匠の一つでる
老舗・沢渡源兵衛商店に、1927年より奉行に上がり、
1940年独立、暖簾分けを許された。
その後、七七禁礼や太平洋戦争により休業。
1951年染匠業を再開。
初代死去に伴い、妻の正子が継承し、1960年4月に
有限会社白木商店を設立。
以後、白木周生と白木成司が共同経営し1977年1月に
株式会社白木染匠となる。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
たちきり身丈190cm 内巾37.5cm(最大裄丈71cm)
白生地には別織・小繭あおい駒無地を使用しております。
◆最適な着用時期 10月~翌5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン お茶席、披露宴、式典、お付き添いなど。
◆あわせる帯 袋帯、綴れ八寸名古屋帯、格のある九寸名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
手のし3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+14,300円(税込)
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