商品番号:1517254
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
淑やかな気品。
やわらぎに満ちた正統派、フォーマル。
染織の産地として、数多の素晴らしい創作品を生み出す十日町。
その優れた織物・染め物が数多く産み出される中でも、
女性らしいやわらかな筆致で人気と実力を誇る
吉澤の友禅さんから、秀逸な訪問着をご紹介いたします。
まずは、どうぞご覧くださいませ。
【 お色柄 】
[着物]
さらり、程よいシボが魅力的な丹後ちりめん地。
ふうわりと女性らしさを醸し出す、桜色に染め上げて…
その上質な絹布に表された華やぎの意匠美。
ご覧いただけますでしょうか。
典雅な面持ちで一面に配された花意匠の数々。
裾元や袖にはグレーに疋田を込めた市松文様を表してアクセントに。
金駒刺繍がチラリ、煌めきと品格をもたらして…
清らかな気品が漂う見事な仕上がりでございます。
奥行き深く、繊細な印象で正統派の古典を踏襲して。
[帯]
打ち込みのしっかりとした帯地は上品な色。
しなやかに軽い織りの仕上がりは、
あくまでもお締めになられる方の負担にならないように考えられ、
なおかつしっかりとした地風を感じさせてくれるものございます。
深いの地色にふうわり、
そして、力強く浮かび上がるように。
笹梅文の意匠が、富貴な緯糸使いにて織り出されてございます。
【 吉澤の友禅について 】
新潟県十日町市にある染織の総合メーカー
吉澤織物の友禅部門
明治30年(1897年)創業
創業より織物業が主体であったが、1964年の
東京オリンピックを契機に日本の成長、
繁栄の世相を見越し、きもの総合メーカーへの
脱皮をはかるべく友禅の導入に挑戦。
紬絣のみならず振袖、付下げなどの
華やかな商品の開発に成功。
1975年以降はいち早くブランド戦略を展開。
「吾妻徳穂」「七代目吉澤与市」をはじめ
「吉田簔助」「矢萩春恵」「田中優子」などの
ブランドを次々に開発。
現在は八代目・吉澤武彦が代表を務めており、
2017年より十日町織物工業協同組合理事長として
産地の振興発展にも尽力。
染と織の両方を一貫生産するトップメーカーとして、
ものづくりを続けている。
美しいキモノなど、キモノファッション雑誌への
掲載多数。
【 十日町友禅について 】
新潟県十日町地方で制作されている友禅染。
京友禅や加賀友禅等の他産地に比べると比較的に
若い友禅で、現代的な発想で柔軟に制作されている。
織物工業協同組合の青年部を中心に、商品開発に
積極的に取り組み、昭和30年代に京都から
友禅染の技術を導入。
昭和40年代に十日町友禅として確立した。
京友禅は分業制を取るが、十日町友禅は一貫生産で
制作される。
秀美、吉澤織物(吉澤の友禅)、島善、
滝泰などの染元が有名。
[着物]
絹100%
たちきり身丈178cm 内巾約36.5cm(裄最長約69cm)
白生地には丹後ちりめん地を使用しております
[帯]
絹90% ポリエステル5% レーヨン5%
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.2362 大光謹製
耳の縫製:袋縫い
おすすめの帯芯:綿芯
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、披露宴、パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、付き添いなど
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
この商品を見た人はこんな商品も見ています