商品番号:1530153
(税込)
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【 仕入れ担当 戸高より 】
ぬくもりを感じさせるその風情が魅力の
越後十日町の伝統工芸作家【 七代目 吉澤与市 】の
友禅紬地の訪問着に染織の名門【 しょうざん 】から
高級創作九寸名古屋帯を合わせたコーディネートをご紹介致します。
どちらも雑誌「美しいキモノ」などにも何度も取り上げられ、
大変人気のあるブランドとして知られている名匠でございます。
洒落たデザインで赤の色彩が映える
エレガントな面持ちでございます。
お目に留まりましたら是非ともご堪能いただきたく存じます。
【 お色柄 】
[ お着物 ]
紫水晶色から水色鼠色へと移ろう色彩。
色の濃淡により奥行きを感じる松の葉。
金彩の輝きにより感じる生命力。
羽のように悠々と葉を広げ伸び行く姿が
なんとも堂々としていて清々しく。
ひんやりとした感触の紬地は赤城紬の節糸をはじめとし、
玉糸や、手紡糸などのざらっとした素朴な糸を使用。
それらが織り成す風合いがカジュアルな装いの中に風格を与えます。
帯の色柄によっては
華やかな雰囲気も味わえるひと品でございます。
[ 帯 ]
生紬独特のざっくりとした生地は、
柿渋染独特の深みが加わった深緋色。
青柿より抽出される
柿渋で染め上げられるのが柿渋染でございます。
空気に触れて酸化することにより、
より趣深いお色へと変化し、
また防虫・防腐効果が高いことでも知られております。
お柄には煌びやかに宝飾を尽くしました唐草の染め模様。
青紫の唐草に多彩な背景を込めてステンドグラスのように
味わいある濃淡の表情を浮かび上がらせます。
厳選された素材、伝統に重んじる染め技法、
そして卓抜されたデザイン性。
その素晴らしい創作力は、
きっとひと目でおわかりいただけることでしょう。
大人の女性の上質カジュアル、
そして通好みな趣味性が溢れ出すように。
自信をもっておすすめ致します。
【 しょうざんについて 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.2401
京都の着物メーカー。(漢字表記は松山)
西陣の糸屋の三男に生まれの戦後の立志伝中の人物で、
しょうざんのウール着物を大ヒットさせた松山政雄が
創業者。
戦後いち早くシルクウール着物やウールお召を開発。
1970年代以降は後のしょうざんの看板商品となる
「しょうざん生紬」を開発。
【 七代目 吉澤与市について 】
越後十日町の伝統工芸作家
旭日小綬章受章
吉澤織物株式会社代表取締役会長
【 経歴 】
1934年 十日町市生まれ
1957年 立教大学を卒業し、吉澤織物株式会社入社
1981年 本来の工芸紬(織り)に、染め、絞り、刺繍、
箔などを複合させた全く新しいおしゃれ着
「七代目 吉澤与市の世界」を発表し話題となる
通産大臣賞(3回)他、さまざまな賞を受賞
十日町織物工業協同組合理事長(三期)他、
関東八産地協議会会長、
新潟県きもの振興会会長など業界の要職を歴任
1993年 永年にわたる業界への功労が評価され、通産大臣表彰に輝く
1996年 十日町商工会議所会頭となる
1997年 産業振興に貢献したことにより、黄綬褒章受章
2006年 きもの振興への多大なる功績が高く評価され、旭日小綬章受賞
【 十日町友禅について 】
新潟県十日町地方で制作されている友禅染。
京友禅や加賀友禅等の他産地に比べると比較的に
若い友禅で、現代的な発想で柔軟に制作されている。
織物工業協同組合の青年部を中心に、商品開発に
積極的に取り組み、昭和30年代に京都から
友禅染の技術を導入。
昭和40年代に十日町友禅として確立した。
京友禅は分業制を取るが、十日町友禅は一貫生産で
制作される。
秀美、吉澤織物(吉澤の友禅)、島善、
滝泰などの染元が有名。
[ お着物 ]
絹100%
断ち切り身丈177cm 内巾38.5cm(最大裄丈約73cm)
[ 帯 ]
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
柄付け:六通柄
おすすめの帯芯:突起毛綿芯
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、観劇、カジュアルパーティーなど
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
解湯のし4,180円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※堅牢染め・本加賀など、染めのしっかりした御着物への抜き紋入れには、
堅牢抜き代4,400円(税込)が必要となります。
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