商品番号:1529406
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
見惚れるほど圧巻の手仕事。
この一枚に込められた染匠の想い。
ぜひお手元で感じ取っていただきたく存じます。
生地からこだわり、手加工を細部まで施した一枚。
昨今本品のような作品の製作は本当に少なくなりました。
センスの優れた作品だけを厳選して買い付けて参りました。
ここまでの加工のお品がこのお値段であれば、皆さまにご満足いただける自信がございます。
今回は西陣の名門≪川島織物≫の袋帯とのコーディネートセットをご紹介。
どうぞお見逃しなくお願い致します。
【 色柄 】
[着物]
トロっとしたしなやかさを備えた、
光沢感のある絹は、
穏やかな砂色を基調に染め上げて。
意匠には風雅な琳派草花のお柄を描き出しました。
繊細な糊糸目が風情を醸し出し。
流行を選ばない伝統の意匠でございますので、
母娘代々受け継ぐ一枚として自信をもっておすすめいたします。
どのようなお席にも女性の品格と優美さをしっかりと演出する傑作品です。
[帯]
しなやかな深い茶色の帯地。
高雅な箔糸使いにて、
創作力のある有職文様を表現いたしました。
シンプルでありながらも、洗練された華やぎのある仕上がりとなっております。
ハレの良き日に、しっかりと映えるその風格。
流行すたりのない確かな意匠は、末永くずっと受け継いでいっていただけるもの。
【 川島織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.39
1843年(天保14年)創業
創業者 初代 川島甚兵衛
川島織物セルコン製の帯には、三本線と
軍配マークが織り込まれている。
初代・川島甚兵衛が京の地に創業して以来
その卓越した織物技術により美術工芸品としての
織物を多く手掛け、帯はもとより緞帳や能装束、
打掛などを製作している。
西陣では龍村と並び称される双璧をなす名門。
二代川島甚兵衞が、自らが織物の祖と仰ぐ
聖徳太子ゆかりの軍配扇を京都の広隆寺で目にし、
その図柄を商標に採用。
その後簡素化したものを、川島織物製の証として
「川」の字をイメージした三本線と共に帯に
織り込んでいる。
※2006年セルコン、川島織物販売と3社合併、
社名を川島織物セルコンに変更
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
[着物]
絹100%
たちきり身丈180cm 内巾37cm(裄丈70cmまで)
[帯]
絹42% ポリエステル19% 分類外繊維18% レーヨン14% 綿7%
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.39【川島織物】謹製
六通柄
耳の縫製:本袋
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、パーティー、音楽鑑賞、観劇
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
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