商品番号:1530151
(税込)
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【 仕入れ担当 戸高より 】
新潟・十日町から様々な名品を生み出す染匠
【 吉澤の友禅 】。
優れた織物・染め物が数多く生み出される中でも、
絶大な人気と技術力を誇り、雑誌「美しいキモノ」などにも、
毎号登場されます名染匠でございます。
この度は、思わずうっとりさせてしまうほどに美しく、
洗練された美の結晶を堪能することができる付下げ着尺に、
1738年創業、270年以上もの長い歴史と共に
その卓越した技術を研鑽し、
フォーマル帯の製作に定評を持つ織屋
【 篠屋(ささや)織物 】の一条を合わせました。
ほとんどご紹介の機会の無い逸品たちを、
雰囲気の合ったコーディネートでご紹介致します。
どなたがご覧になられても、
その上質さは一目でおわかりいただけることでしょう。
このせっかくの機会に一流名門の綾なす織美を
お手元でお楽しみくださいませ。
【 お色柄 】
[ お着物 ]
しなやかでいて僅かにシボを感じることのできる丹後ちりめんの地。
肌なじみ良くすうっと手を通す美しい絹地でございます。
全体はごくごく淡い藍白色へと染め成されて。
柔らかくもしっとりとした雰囲気を作りましたところに
淡藤色の暈しを施し、シャッシャッと菱の格子を描きました。
格子の内には目を見張るような美しさで煌びやかに演出された菊菱文。
彩りを幾つにも使い分け、止め処ない表現力にて表されたそれらは
こちらに語り掛けてくるような高級感さえ御座います。
淑女の柔らかな上品さが伝わる見事な面持ちで、
構成、意匠、染め加工ともに素晴らしいひと品。
品格と奥行きある美しさ、さりげない金駒の刺繍使い…。
ふっくらとしたちりめん地も上品な印象で、
すっと肌奥に感じられるしなやかな風合いに、
上質を楽しむ喜びを実感いただけることでしょう。
[ 帯 ]
銘[ 松葉菱文 ]
しなやかな地風の帯地は深い褐色。
そのの地に金糸、銀糸を交えて織り成された
美しい松葉菱の意匠。
派手な主張ではなく、
控えめで上品だからこそ出せる存在感と輝きは
優雅で高級感に満ちた風格のある面持ちをしております。
訪問着や付下げ、小紋などと合わせて、
現代シーンにも馴染みやすいお洒落な和姿をお楽しみくださいませ。
末代までご愛用いただける本物、至高の織り味。
緻密でしっかりとした打ち込みから生まれる、
コシのある柔らかさ。それでいてしなやかな手ごたえでございます。
どれを取っても一流のお仕上がりとなりました。
【 吉澤の友禅について 】
新潟県十日町市にある染織の総合メーカー
吉澤織物の友禅部門
明治30年(1897年)創業
創業より織物業が主体であったが、1964年の
東京オリンピックを契機に日本の成長、
繁栄の世相を見越し、きもの総合メーカーへの
脱皮をはかるべく友禅の導入に挑戦。
紬絣のみならず振袖、付下げなどの
華やかな商品の開発に成功。
1975年以降はいち早くブランド戦略を展開。
「吾妻徳穂」「七代目吉澤与市」をはじめ
「吉田簔助」「矢萩春恵」「田中優子」などの
ブランドを次々に開発。
現在は八代目・吉澤武彦が代表を務めており、
2017年より十日町織物工業協同組合理事長として
産地の振興発展にも尽力。
染と織の両方を一貫生産するトップメーカーとして、
ものづくりを続けている。
美しいキモノなど、キモノファッション雑誌への
掲載多数。
【 十日町友禅について 】
新潟県十日町地方で制作されている友禅染。
京友禅や加賀友禅等の他産地に比べると比較的に
若い友禅で、現代的な発想で柔軟に制作されている。
織物工業協同組合の青年部を中心に、商品開発に
積極的に取り組み、昭和30年代に京都から
友禅染の技術を導入。
昭和40年代に十日町友禅として確立した。
京友禅は分業制を取るが、十日町友禅は一貫生産で
制作される。
秀美、吉澤織物(吉澤の友禅)、島善、
滝泰などの染元が有名。
[ お着物 ]
絹100%
たちきり身丈180cm 内巾37cm(最大裄丈70cm)
白生地には丹後ちりめん地を使用しております。
[ 帯 ]
絹90% ポリエステル10%
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
柄付け:六通柄
耳の縫製:本袋縫い
おすすめの帯芯:綿芯「松」
◆最適な着用時期 10月~翌5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、パーティー、付き添い、お茶席、お稽古事、音楽鑑賞、観劇など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
手のし3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+14,300円(税込)
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