商品番号:1529209
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
正統派の品格を見せる一条。
織り上げたのは、京の西陣において卓越したその技術力、
意匠力では確かな信頼を誇る老舗機屋、ふくいは、
篠屋宗兵衛の屋号でも広く知られております。
今回ご紹介するのは、そんな名門の手掛けた華やかな袋帯。
フォーマルシーンに華を添える、素敵な一条です。
お目に留まりましたらどうぞお見逃しなく!
【色・柄】
しなやかに織り上げられた帯地。
シックな黒鳶色の帯地には、
金糸をたっぷりと用いて
宝尽くし模様を織りなしました。
金糸をふんだんに使用しつつ、絹糸の色使いが美しさを演出して…
決して主張しすぎずリズミカルにあらわすバランスはさすがのセンスといえるでしょう。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
耳の縫製:袋縫い
六通柄
おすすめの帯芯:綿芯松
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齡は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、初釜、パーティー、ご挨拶、音楽鑑賞、観劇など
◆あわせるお着物 色留袖、訪問着、付下げ、色無地など
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