商品番号:1528703
(税込)
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【 仕入れ担当 更屋より 】
鮮やかな古典美と箔糸のコントラスト…
京の西陣において卓越したその技術力、意匠力で確かな信頼を誇る
老舗『ふくい』『篠屋宗兵衛』の屋号でご存知の方も多くいらっしゃることでしょう…
雅やかな彩りを込めた、間違いの無いすっきり礼装袋帯をご紹介いたします。
ふくいは、先人の制作理念を尊び、西陣帯地にひたすら美の真髄を追い求め、
275年の伝統と技法を受け継いでまいりました。
ひたすら一条の帯地に心血を注ぎ、あえて多く生産しない
先人よりの理念と姿勢は、第十一代目を数え今も貫き通していらしゃいます。
近年、京都府より平成3年度「京の老舗」に選定されたことを機に、
西陣帯地のさらなる美の探究をめざしています。
本物ならではの煌き、重み、格調高き風合いをご堪能くださいませ。
【 お色柄 】
しなやかに密に織られた帯地は丼鼠色の地。
お柄には七宝や花唐草の意匠を切嵌め状に優美に織り表されました。
柔らかな煌めきの上品な金糸が見事に調和し、
高雅な華やぎに極上の品格を添えます。
古典を踏襲しながらもどこか現代のシーンにも溶け込む、ハイセンスな表現。
洗練された格調の高さで、高級感に満ち溢れた仕上がりです。
訪問着、付下げ、色無地などとのコーディネートでお楽しみくださいませ。
お色柄、地風ともに大変素敵なお品です。
お手元でご愛用いただける一品となりましたら幸いでございます。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維のぞく)
長さ約4.54m
耳の縫製:袋縫い
六通柄
※パールトーン加工済み
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、パーティー、お付き添いなど
◆あわせる着物 色留袖、訪問着、付下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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