【大蔵ざらえセール】 【着姿に華を添えるコーデ】 【美しいキモノ2024年秋号掲載柄】 【吉澤の友禅】 特選十日町友禅訪問着 × 【紫峯（しほう）】西陣織総手刺繍袋 ＜すくい織帯地使用＞

【　仕入れ担当　中村より　】
染織の産地として、数多の素晴らしい創作品を生み出す十日町。
その優れた織物・染め物が数多く産み出される中でも、
女性らしいやわらかなラインで人気と実力を誇る【　吉澤の友禅　】より、
最高級の訪問着のご紹介でございます。

贅沢な刺繍の立体感…。
一目見ただけでも輝かしい美しさに
うっとりされてしまいます。

染とも織りとも異なる独特の風合い。
【　紫峯（しほう）　】による手刺繍袋帯を合わせました。

その雰囲気はまるでたっぷりの花畑の中に
シックな大人の品を足したように美しく仕上がりを見せて。

実物をお手にしていただければ、さらにまたそのお柄の美しさと
卓抜した刺繍技に感動していただけることでしょう。

どうぞこの美意匠をごゆっくりとご覧くださいませ。


【　お色柄　】
［　着物　］
美しく、華やぎに満ち溢れております。
贅沢な染加工を最大限に引き立たせる上質な丹後ちりめん地。
お色は爽やかな白群色を基調に染めてあげて。

お柄には様々な色彩を込めながら、
雲取に宝相華唐草模様が描き出されました。
贅沢に施された金銀彩や金駒刺繍が一層の煌めきを放って…

その上質な加工は圧巻。
華やぎをしっかりと演出するその面持ち。
金彩部はまるでふうわりと光をはらんでいるかのような柔かい印象で、
おきものに更なる華やぎを添えております。

［　帯　］銘［　サマルカンド　］
帯地を構成致しますのは金の箔糸。
詳らかに光沢を照らす金が斜線にて織り込まれて
立体感を与えて一条全体の荘厳な面持ちを演出しております。

そこにアクセントのように深緑の横段を当て込み。
この金と緑の風合いを地と致しました。

お太鼓には【　紫峯（しほう）　】が誇る
手作業の刺繍を尽くしております。
淡い青と緑の色彩を込めた四つ花弁の花文様。

一刺し一刺し…。
途方もない作業を通し、拘りをこの上なく詰め込みました。

言葉で説明しているとこの煌びやかな帯地に
ミスマッチさを感じてしまいますが、
どうでしょう。こちらの一条。
不思議と素敵な掛け合わせとなっております。
これ以上は言葉で説明できない仕上がりでございます。

【　吉澤の友禅について　】
新潟県十日町市にある染織の総合メーカー
吉澤織物の友禅部門
明治30年（1897年）創業

創業より織物業が主体であったが、1964年の
東京オリンピックを契機に日本の成長、
繁栄の世相を見越し、きもの総合メーカーへの
脱皮をはかるべく友禅の導入に挑戦。
紬絣のみならず振袖、付下げなどの
華やかな商品の開発に成功。

1975年以降はいち早くブランド戦略を展開。
「吾妻徳穂」「七代目吉澤与市」をはじめ
「吉田簔助」「矢萩春恵」「田中優子」などの
ブランドを次々に開発。

現在は八代目・吉澤武彦が代表を務めており、
2017年より十日町織物工業協同組合理事長として
産地の振興発展にも尽力。
染と織の両方を一貫生産するトップメーカーとして、
ものづくりを続けている。
美しいキモノなど、キモノファッション雑誌への
掲載多数。

【　十日町友禅について　】
新潟県十日町地方で制作されている友禅染。

京友禅や加賀友禅等の他産地に比べると比較的に
若い友禅で、現代的な発想で柔軟に制作されている。
織物工業協同組合の青年部を中心に、商品開発に
積極的に取り組み、昭和30年代に京都から
友禅染の技術を導入。
昭和40年代に十日町友禅として確立した。
京友禅は分業制を取るが、十日町友禅は一貫生産で
制作される。
秀美、吉澤織物（吉澤の友禅）、島善、
滝泰などの染元が有名。

バイヤー
戸高 嘉也

090-8753-0050

日曜定休、休日は翌出勤日に対応させて頂きます。