商品番号:1525941
(税込)
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
染織の産地として、数多の素晴らしい創作品を生み出す十日町。
その優れた織物・染め物が数多く産み出される中でも、
女性らしいやわらかなラインで人気と実力を誇る
吉澤の友禅さん。
そんな吉澤の友禅さんの作品の中でも、
圧巻のお柄付けのなされたハイクラス品でございます。
今回は西陣の機屋【ヤマキ織物】の袋帯とのコーディネートセットをご紹介。
セット価格でお届けさせていただきますので
どうぞお見逃しなくお願い致します。
【 お色柄 】
[着物]
少し絞り感のある上質な丹後ちりめん地を染めの地として。
シックな墨色を基調として染め上げました。
金彩をあしらった唐花草をゆうるりと配して。
奥行き深く、繊細な印象で正統派の古典を踏襲して。
ところどころに配されたたっぷりとした金彩と、
上前の金駒刺繍が正統派意匠の豪奢な雰囲気を一層高めております。
上品に存在感を感じさせる大人の社交着。
カジュアル使いやパーティーシーンとは異なり、
やはり格調の高いフォーマルシーンには、
質がよく、心に残る一枚を選んでいただきたく思います。
ぜひ、生地の裏までもご覧くださいませ。
深く染められた彩り、すべてが裏まできれいに染め通っております。
染め、金駒刺繍の丁寧な出来栄えは、一目でおわかりいただけることでしょう。
[帯]
爽やかな水色の帯地に
白と銀糸、ラメ箔糸にて宝相華文様を織りなしました。
色無地は勿論、青帯に青色系のお着物でも、薄めなお色のお着物でも
合わせやすく粋な帯姿になると存じます。
一目でその趣味性に心奪われる、素敵な作品です。
【 ヤマキ織物について 】
明治30年に「ヤマサ商店」として創業。
その後、昭和31年に現在の「ヤマキ織物」が設立されました。
元々はフォーマル帯を主としたものづくりをされていましたが、
現社長は特に“色”にこだわりながら、「自分自身を主張できる着姿」をコンセプトに、
現代のきものシーンに違和感なく溶け込むものづくりに定評があり、セミフォーマル、カジュアル向きの帯を多く制作されています。
締め心地の良い織の風合い、シンプルな面持ちながら
帯として締めた時の彩りの冴えは秀逸で、固定ファンの多い機屋さんです。
近年では、このカジュアル着に映えるセンスを活かして
名古屋帯の制作も徐々に増やしておられます。
【 吉澤の友禅について 】
新潟県十日町市にある染織の総合メーカー
吉澤織物の友禅部門
明治30年(1897年)創業
創業より織物業が主体であったが、1964年の
東京オリンピックを契機に日本の成長、
繁栄の世相を見越し、きもの総合メーカーへの
脱皮をはかるべく友禅の導入に挑戦。
紬絣のみならず振袖、付下げなどの
華やかな商品の開発に成功。
1975年以降はいち早くブランド戦略を展開。
「吾妻徳穂」「七代目吉澤与市」をはじめ
「吉田簔助」「矢萩春恵」「田中優子」などの
ブランドを次々に開発。
現在は八代目・吉澤武彦が代表を務めており、
2017年より十日町織物工業協同組合理事長として
産地の振興発展にも尽力。
染と織の両方を一貫生産するトップメーカーとして、
ものづくりを続けている。
美しいキモノなど、キモノファッション雑誌への
掲載多数。
【 十日町友禅について 】
新潟県十日町地方で制作されている友禅染。
京友禅や加賀友禅等の他産地に比べると比較的に
若い友禅で、現代的な発想で柔軟に制作されている。
織物工業協同組合の青年部を中心に、商品開発に
積極的に取り組み、昭和30年代に京都から
友禅染の技術を導入。
昭和40年代に十日町友禅として確立した。
京友禅は分業制を取るが、十日町友禅は一貫生産で
制作される。
秀美、吉澤織物(吉澤の友禅)、島善、
滝泰などの染元が有名。
[着物]
絹100%
たちきり身丈180cm 内巾約37cm(裄最長約70cm)
白生地には丹後ちりめん地を使用しております
[帯]
絹80% ポリエステル・紙20%
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
耳の縫製:袋縫い
六通柄
おすすめの帯芯:綿芯「松」
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、披露宴、式典、パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、付き添いなど
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
この商品を見た人はこんな商品も見ています