商品番号:1522681
(税込)
【 仕入れ担当 戸高より 】
白木染匠より独立し、京都工芸染匠協同組合:正規会員にも
登録されている名門【 吉川染匠 】。
数々の京の老舗ブランドの作品を手がける名染匠より、
見るものを間違いなく魅了する至高の訪問着に
150年以上の歴史を持ち、すっかり皇室御用達として
多くの方へ認知されている【 河村織物 】の一条を合わせました。
どこから見られても逸品と言える
フォーマルのコーディネートセットでございます。
晴れやかな席にしっかりとしたお値段の物を。
ただ賢くお求め頂きたく、こちらご用意いたしております。
この機会をお見逃しの無きようにお願いいたします。
【 お色柄 】
[お着物]
爽やかな灰色の丹後ちりめん地は
水分を含んだようなしなやかさを持ち合わせ、
唐花の地紋が光を反射し地色だけでもうっとりとさせてくれます。
柄には葵の葉を染め出し、
その一つ一つの違う色合いを楽しむことも…
独創性のある色使いは他のものを圧倒するだけでなく、
センス高い気品を纏い、もたらしてくれます。
また、鮮やかな色調の中に、繊細な金駒刺繍や糸目など友禅の手仕事が感じられ、
細部に渡り、まるで見惚れてしまうほどの美しさを兼ね備えた一枚でございます。
[帯]
紋綴れの八寸名古屋帯。
経糸に工夫を凝らした味わい深いお品のご紹介でございます。
実にしなやか、それでいて確かなハリ、コシのある地風は一越一越、
人の手で丁寧に織り上げられてこその風合い…。
その地は穏やかな松染色で、全体は花を基調にした七宝の地模様を与えまして。
立体的に織り上げられ、品格を感じさせる美しい表情。
絹糸本来のなめらかな光沢がほんのりと浮かぶように織り上げられております。
お太鼓と前柄にのみ瑞雲を重ねて、
金と白の絹糸により地模様を目立たせるようなアレンジを加えております。
統一感のある彩りながら意匠の奥行きが際立つ、モダンな印象の面持ちです。
随所に品格を感じさせる…
帯を知り尽くした名門ならではの、確かな出来栄え。
一期一会のこの機会に、どうぞご検討くださいませ。
【 河村織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.46
手織りの技と洗練されたセンスで、
江戸慶長より続く老舗の機屋。
西陣袋帯のほとんどが機械織の量産品である中、
「手織り」という伝統の技にこだわり、
先見の目をもって中国進出のさきがけとなった。
帯の他にも寺社仏閣の神服や能装束、皇室御用達の
織物を製織している。
「河村つづれ」が商標登録されている。
【 沿革 】
1959年 会社設立
1962年 手織紋つづれ 生産開始
1976年 三笠宮殿下御夫妻 玄琢工場御見学
1978年 中国進出 明つづれ帯・刺繍帯 生産開始
1987年 中国 手織工場建設 生産開始
1990年 天皇陛下即位の礼・美智子皇后陛下袋帯ご使用
国立能楽堂に能装束寄贈
1991年 大相撲(化粧回し 行司衣装)製造開始
幕内行司 木村光彦氏に行司衣装寄贈
1998年 京都祗園八坂神社 御神服復元奉納
1999年 神戸生田神社 舞楽衣装一式奉納
2002年 天皇皇后両陛下東欧訪問・皇后陛下着用ドレス製作
【 白木染匠について 】
京友禅の染匠
1960年(昭和35年)4月創業
京都工芸染匠協同組合所属
江戸時代の小袖・「御所解」、「茶屋辻」、
「吉祥文様」の研究追求をライフワークとし、
先人達の衣裳を「心の師」として、「不易流行」を
座右の銘に流行にとらわれる事なく創作古典の作品を
製作し続けている。
【 沿革 】
初代・白木周一が、四大染匠の一つでる
老舗・沢渡源兵衛商店に、1927年より奉行に上がり、
1940年独立、暖簾分けを許された。
その後、七七禁礼や太平洋戦争により休業。
1951年染匠業を再開。
初代死去に伴い、妻の正子が継承し、1960年4月に
有限会社白木商店を設立。
以後、白木周生と白木成司が共同経営し1977年1月に
株式会社白木染匠となる。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
[お着物]
絹100%
たち切り身丈184cm 内巾34cm(裄丈64cmまで)
白生地には、丹後ちりめん紋意匠地を使用しております。
[帯]
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
柄付け:お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご結婚式、お付き添い、式典などのフォーマルなお席に
◆あわせる帯 袋帯、綴れ八寸名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
解手のし6,050円+※胴裏8,250円~+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※堅牢染め・本加賀など、染めのしっかりした御着物への抜き紋入れには、
堅牢抜き代4,400円(税込)が必要となります。
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