商品番号:1521796
(税込)
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【 仕入れ担当 戸高より 】
この度ご紹介致しますのは、東京友禅の作家
【 坂江伸仁 】氏が表現する精密友禅の世界。
晴れの席にふさわしい彩を和姿に…
完成された古典の意匠の美しさを是非お手元で。
本格フォーマルを得意とし、ええもん機屋として名の高い
【 河合美術織物 】より吉祥のお柄を織り出した
袋帯を合わせました。
2024年は【 坂江伸仁 】氏が友禅に触れて始めてから、ちょうど50年の節目。
各工程の出来栄えは「美しいキモノ」に掲載されている
氏の作品をご覧になられましたら、良く伝わってくるでしょう。
その上【 坂江伸仁 】氏が創造する
独自の世界観をお楽しみになることができると存じます。
今一番波に乗っている【 坂江伸仁 】氏の作品を
この度特別に入荷致しました。
迫力がありつつも志事が非常に繊細で美しい面持ちを。
貴方にも感じていただきたいと思っております。
期間限定ですのでどうかお見逃しなく!
【 お色柄 】
[お着物]
手触り滑らかに、優しい風合いを持ち合わせる丹後ちりめん。
薄群青色にて染め成され、モダンに市松の地紋を織り込んだ紋意匠地でございます。
意匠には、古代ローマの城と石柱を写実的に表現し。空に数々の星座を込めました。
氏の独特のセンスによる友禅の星座は、
今にも消え入りそうなぼんやりとした輝きを持ち。
その瞬間の湿度や温度を反映したかのようにしっとりと。
小粋でシャープな表情のある中にも、しみじみと風雅な趣きの妙。
大胆な糸目、緻密なぼかし、丁寧な友禅の色挿し、
その全てが熟練の手技により見ごたえのある仕上がりとなりました。
[帯]
銘[ 唐綾天平ぶどう華文 ]
軽やかな風合いの秘色で織り成された帯地。
淡い色彩を用いて葡萄唐草の意匠を浮かべました。
ふっくらと箔糸による立体的な美。
お柄に奥行きをもたせるとともに、
高級感あふれる面持ちに仕上がっております。
たっぷりとした糸使いと細やかな表現かつ大胆な意匠美は、
名門ならではの織りの確かさをしっかりと魅せつける出来栄えです。
【 河合美術織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.47
1908年(明治41年)創業
西陣の老舗機屋。
唐織を得意とし、古典を学びそれを現在の感性で
育み、美術織物と呼ばれるにふさわしい芸術性を
兼備した帯を製織している。
下鴨河合神社の社家の一族である
初代河合政次郎が唐織の製織を開始。
1929年二代目河合太三が家業に従事。
初代と力を合わせて家業の発展に尽力。
第二次世界大戦中や戦後の統制経済下に
あっても通産省の手工業技術保持者の指定を受け
西陣織技術保存に多大に貢献する。
1978年に三代目河合大介が社長就任。
後、政次郎、太三両名で唐織の集大成とも
いうべき能装束の復元に全力を注ぎ、
1984年には能楽金剛流二十五世宗家・金剛巌師の
指導、監修のもと、徳川中期の能装束名品十領の復元を完成。
【 糸目友禅作家・坂江伸仁について 】
糸目を置いて半世紀…。
一本一本の糸目に命を吹き込んで精密友禅という独自の染世界を描く。
今まさに爛熟期に入られた友禅作家。
昭和25年 大阪に生まれる
昭和49年 武蔵野美大日本画科卒業
日本工芸社入社 友禅の世界へ入る
昭和54年 独立 自身の創作活動を開始
昭和55年 日本伝統工芸展入選
昭和60年 精密友禅を確立
小袖「衝立に鷹文様」を復元
平成 2年 本茶屋染訪問着を復元
隔年に個展を開催
きもの専門誌作家コーナー多数発表
留袖から訪問着、染帯、袋帯まで
お客様の希望に即したオリジナルの商品を手掛ける。
【 東京友禅について 】
東京で製作される友禅染。
徳川家康が江戸幕府を開設した際、大名の
お抱えの染め師や絵師などが京から移り住み、
各種技術・技法が伝承され発展したとされる。
京都の京友禅、金沢の加賀友禅と並んで
三大友禅の一つ。
江戸友禅とも呼ばれ、江戸時代の町人文化の粋や
侘びの影響が色濃く影響しており、雅な模様を
華やかな色づかいで表現する京友禅に比べて、
藍、茶、白などの渋くあっさりとした色彩が特徴。
制作工程は京友禅のように分業化されておらず、
1人の友禅師が構図、下絵、糸目置き、色挿しを行う。
[お着物]
絹100%
たち切り身丈175cm 内巾37cm(最大裄丈70cm)
白生地には丹後ちりめん紋意匠地を使用しております。
[帯]
絹80%以上 ポリエステル・レーヨン・指定外繊維(金属糸風繊維)20%未満 長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
柄付け:六通柄
耳の縫製:袋縫い
おすすめの帯芯:綿芯「松」
◆最適な着用時期 10月~翌5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけ、お食事など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
解湯のし4,180円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※堅牢染め・本加賀など、染めのしっかりした御着物への抜き紋入れには、
堅牢抜き代4,400円(税込)が必要となります。
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