【 仕入れ担当 中村より 】
しっとりと香りたつのは、極上の気品。
名門の華やぎ溢れる作品を特別に入荷することができました。
パーティーシーンなどに使い勝手抜群の一枚でございます。
帯合わせに困ることもなく、
お付き添いなどにもぴったりでございます。
この色彩、市川さんならではの美しく調和したお色かと存じます。
今回は一流機屋「河合康幸」によるハイクラスの唐織袋帯とのコーディネートセットをご紹介。
セットでお値打ちにお届けさせていただきますので、
丁寧に、丁寧に創作されたお品をどうぞご堪能くださいませ。
【 お色柄 】
[着物]
染め色を引き立てて、かすかな光沢感もある丹後ちりめん地。
この地を爽やかな水色に染め上げました。
白の霞を背景にして、
意匠には宝尽くしの模様を表現して。
重ねられた金彩が高雅に輝きます。
[帯]
ふっくらと立体感のある仕上がりが魅力の唐織のお品…
帯地からも康幸氏の思いが溢れるような軽やかな生地に仕上がっております。
清雅な白の帯地に表現された「能楽明日香鳳文」。
淡く穏やかな彩りを用いた鳳凰の丸模様を
艶やかな金糸も用いて表現した面持ちは
絹艶が際立ち、より帯地とのコントラストが引き立つ一条です。
【 河合康幸について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.2428
西陣の名門・河合美術織物にて修行後、
平成4年に45歳で独立。
以来現在に至るまで唐織一筋に帯を
製織している。
【 染匠市川について 】
京友禅の染匠
1946年(昭和21年)創業
1973年(昭和48年)設立
京都工芸染匠協同組合会員
京都染色美術協会会員
悉皆業にて創業。
糸目には柔らかい線で表現される糊糸目を主に、
友禅や金彩、刺繍などそれぞれに特殊な技法を
用い、職人の高度な技術を活かしたものづくりに徹している。
現在では数人しかいない、下絵の描かれた生地の上に
糊を置き、 先金をはずした筒や指を使って糊の厚みを
調整しながら糊だけで絵を作りあげていく「糊うたし」の
糊を置ける職人を抱えている。
現在は三代目の市川昌史が代表をつとめている。
■市川昌史
染匠市川代表
京都工芸染匠協同組合理事
京都工芸染匠協同組合青年部会員
京都染色美術協会会員
【 経歴 】
1976年 京都市に生まれる
1999年 同志社大学経済学部卒業
2005年 (株)雅染匠にて修行
2007年 染匠市川(株)に入社
2014年 取締役に就任
2016年 代表取締役社長に就任現在に至る
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
[着物]
絹100%
たちきり身丈189cm 内巾37.5cm(裄丈71cmまで)
白生地には、特選丹後ちりめん地を用いております。
[帯]
絹100%(金属糸風繊維のぞく) 長さ4.35m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.2428 河合康幸謹製
耳の縫製:袋縫い ※おすすめ帯芯:綿芯(薄め)
◇六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ~50代
◆着用シーン 式典、結婚式、パーティー、お付き添い、観劇、音楽鑑賞など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
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