商品番号:1534866
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
シンプルな良き大島をお値打ち価格で仕入れて参りました。
いままとなっては本当に少なくなりました…。
2022年の奄美大島の生産反数は3,000反を切りました。
これからその生産数である保障はありません!
今回は南部菱刺しの九寸帯とのコーディネートセットをご紹介。
良き大島紬をお探しの方、ぜひお見逃しなくお願い致します。
【 色柄 】
[着物]
今回ご紹介するお品は、
7マルキの絣にて
泥染めの深みある黒色の地に
小花格子重ね模様を織りなしたひと品。
知性を感じさせるシンプルな図案に、緻密な織り出し。
伝統の技術を守りながらも現代の地風にあった意匠は、真の職人さんの心意気感じられるしっかりとしたものです。
[帯]
麻地でありながら、しなやかで、地厚。
深い深い鉄紺地に、生成り綿糸が生み出す美しい菱形のハーモニー…
菱重ねの意匠が実に豊かな風情をかもしだしております。
【 南部菱刺しについて 】
八戸を中心とする青森県南部地方で作られている「南部菱刺し」。
その発祥は、今から約200年前にまで溯ります。
当時の人々は麻や芋麻の着物しか着ることを許されておらず、木綿は糸として使用するものと決められていました。
そこで女性たちは、補強と保温のために麻に木綿糸を刺し、厳しい北国の生活をしのいできたのです。
この技術が現在にまで受け継がれ…
ウメノハナ・キジノアシ・ヤバネ・ベコノクラ・クルミ・ソロバン玉等、美しく素朴な名をもつ文様となり、暗い北国の農民の心に、美しい花を咲かせてきたのでしょう。
しかし近年、このように製作時間を要する手仕事は、すたれ憂慮されてまいりました。
これを惜しむ少数の人たちが努力した結果、新しい時代に合った作品としてよみがえり、北国の女性の真心のこもった民芸品となっております。
「津軽こぎん」の刺し方が奇数律で筋目をひろうのに対し…
「南部菱刺し」は、偶数律に刺していきます。
そのためこぎんより模様の発展に制約を受けることになりますが、それでも南部の人々は大小の菱形を交錯させたり連続させるなどのほか、色糸を使って多彩な変化をつけて、すばらしい意匠効果を創案されています。
【 大島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」(車輪梅)という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。
大島紬は独特の絣使い(細い点)と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る
[着物]
絹100%
長さ約12.4m 内巾36.5cm (最大裄丈69cm)
通産大臣指定伝統的工芸品の証紙、本場大島紬織物協同組合の証紙がついております。
[帯]
麻100%(刺繍糸:綿糸) 長さ約3.6~3.7m(お仕立て上がり時)
柄付け:お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン コンサート、観劇、お食事(ディナーからランチにも)、
街着、カジュアルパーティー、和のお稽古、趣味のお集まり
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[ 袷 ]
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+お仕立代28,600円(全て税込)で承ります。
[ 単 ]
地入れ3,300円+衿裏2,200円+お仕立代28,600円(全て税込)で承ります。
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
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