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川平織は、沖縄県石垣島で、染織作家で日本工芸会正会員の深石美穂氏が制作する織物です。沖縄伝統の染織技術を独自の感性で取り入れて、モダンなデザインに昇華した作品が特徴です。絣や花織の組み合わせと、天然染料や草木染による鮮やかで透明感のある美しい色彩が魅力です。工芸展などで多数の受賞歴があります。
深石氏は福島県出身。武蔵野美術大学で商業デザインを専攻しました。若い頃、八重山諸島を旅したときに、豊かで美しい自然に魅了されて移住を決意。1979年に石垣島に移住します。ミンサー織の作家・新絹枝さんに師事して織物の基礎を学び、ミンサー織の出機を請け負うようになりました。その後、首里織の復興に尽力した大城志津子氏や、沖縄本島の染織工房をいくつも訪ねて、首里織をはじめとする沖縄伝統の染織技術を学び、研究を重ねます。1982年には石垣島の北西部、美しい海で知られる川平湾を見下ろす地に「からん工房」を設立し、「川平織」と名付けた織物を制作するようになりました。伝統にもとづいた高度な技術と洗練された感性が生む、優美な色柄と現代的なセンスが魅力です。現在も石垣島の工房で作品制作を継続中です。
近年の深石氏の代名詞といえば、「市松花絽織」です。これは花織と絽織を組み合わせた独自の技法による、美しい透け感のある織物です。2011年の日本伝統工芸染織展では、この市松花絽織の着物が文化庁長官賞受賞を受賞して、高い評価を受けました。市松花絽織は縦緯絣を使い、綜絖を何枚も使って緻密に織り出す手間の掛かる織物のため、制作できる数も少なく、希少な工芸作品のひとつになっています。
川平織の和装品には、着物と帯があります。織りの訪問着も作られています。沖縄の海や自然を写したようなとても美しい作品であり、制作数が限られる作家作品ですので、とっておきのお洒落をしたいときなどにぜひお召しください。パーティ、食事会、観劇、きもの通の集まる会、個性的に装いたいシーンなどにおすすめです。
京都きもの市場では、幅広いラインナップで川平織を取り扱っております。
ご予算やお好みに応じたご提案をいたします。
また、イメージに合った川平織の作品をお探ししてご提案することも可能です。
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川平織の商品に関するご質問やご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。