商品番号:1530992
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
着物スタイル雑誌でも毎号のようにご紹介されております、
十日町の名門【 吉澤の友禅 】による、
色鮮やかな古典のお柄を染め上げた、
晴れ着にふさわしいデザインのお振袖のご紹介です。
今回は今はなき名門、環美術織物の手織り袋帯とのコーディネートセットをご紹介。
このクラスのお品がまさかの価格でご紹介。
成人式にお召しになられるお振袖をお探しの方に。
どうぞお見逃しなくお願い致します。
【 お色柄 】
[着物]
やわらかく滑らかで
光沢が美しい紗綾形地紋の紋綸子地。
その地は凛とした青色を基調にして、
意匠には色彩豊かに描き出された草花に熨斗模様。
着る人の心を晴れやかに、
観る人の目を豊かにする華やぎがあります。
[帯]
重厚感あるなかにもしなやかに…
裏表継ぎ目のない本袋で織り上げられた鮮やかな黄色の錦地には、
彩り豊かな箔糸をたっぷりと用いて、
胡蝶模様が織りなされました。
力強いその表情。
大胆にして繊細な織味。
工藝品を思わせる富貴な仕上がりです。
立体的に、幻想的に、典雅に表されて、さながら絵画のような風格…
これが全て「織」によるものだとは、驚きです。
【 環(たまき)美術織物について 】
以前は河合美術織物と双璧をなす名門と言われ、
その色づかいと織り味は、環美術織物特有の世界を築きあげ、
他メーカーには追随をゆるさない、独特の素晴らしい作品を
織り続けられておりました。
残念ながら、すでに廃業されております。
【 吉澤の友禅について 】
新潟県十日町市にある染織の総合メーカー
吉澤織物の友禅部門
明治30年(1897年)創業
創業より織物業が主体であったが、1964年の
東京オリンピックを契機に日本の成長、
繁栄の世相を見越し、きもの総合メーカーへの
脱皮をはかるべく友禅の導入に挑戦。
紬絣のみならず振袖、付下げなどの
華やかな商品の開発に成功。
1975年以降はいち早くブランド戦略を展開。
「吾妻徳穂」「七代目吉澤与市」をはじめ
「吉田簔助」「矢萩春恵」「田中優子」などの
ブランドを次々に開発。
現在は八代目・吉澤武彦が代表を務めており、
2017年より十日町織物工業協同組合理事長として
産地の振興発展にも尽力。
染と織の両方を一貫生産するトップメーカーとして、
ものづくりを続けている。
美しいキモノなど、キモノファッション雑誌への
掲載多数。
【 十日町友禅について 】
新潟県十日町地方で制作されている友禅染。
京友禅や加賀友禅等の他産地に比べると比較的に
若い友禅で、現代的な発想で柔軟に制作されている。
織物工業協同組合の青年部を中心に、商品開発に
積極的に取り組み、昭和30年代に京都から
友禅染の技術を導入。
昭和40年代に十日町友禅として確立した。
京友禅は分業制を取るが、十日町友禅は一貫生産で
制作される。
秀美、吉澤織物(吉澤の友禅)、島善、
滝泰などの染元が有名。
[着物]
絹100%
たちきり身丈約188cm 内巾約38cm(裄丈約72cmまで)
[帯]
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.4m(お仕立て上がり時)
本袋縫い
六通柄
おすすめの帯芯:綿芯松
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 10代~30代(未婚女性)
◆着用シーン 成人式、入卒式、結婚式、披露宴、パーティーなど
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
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