商品番号:1530669
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
絹地に広がる美の世界…
染めの世界でも一目置かれる十日町≪吉澤の友禅≫より、
秀逸な訪問着をご紹介いたします。
今回は名門【藤原織物】の袋帯とのコーディネートセットをご紹介。
正統派のフォーマルセットでございます。
お持ちいただければ間違いございません。
まずはどうぞご覧くださいませ。
【 お色柄 】
[着物]
少しシボ感のある上質な丹後ちりめん地を染めの地として。
シックな墨色(黒色に近いお色)を基調として染め上げました。
金彩をあしらった誰が袖を配して。
奥行き深く、繊細な印象で正統派の古典を踏襲して。
ところどころに配されたたっぷりとした金彩と、
上前の金駒刺繍が正統派意匠の豪奢な雰囲気を一層高めております。
上品に存在感を感じさせる大人の社交着。
カジュアル使いやパーティーシーンとは異なり、
やはり格調の高いフォーマルシーンには、
質がよく、心に残る一枚を選んでいただきたく思います。
[帯]
格式ある古典の文様を奇をてらわず、正統派の面持ちに織り上げられた逸品。
フォーマルのお席に万能に結んでいただける帯として、
他のどのような帯にも見劣りしない素敵な和姿を演出してくれることでしょう。
オフホワイトを基調にして、
白緑色で横段を織りなした帯地。
意匠には、唐織にて菊菱と松竹梅模様を織りなして。
伝統的な品格ある意匠をこれほどまでにたっぷりと織り成した一本は、
まさに時代を超えて受け継いでゆくに相応しい逸品。
どなたがご覧になられても、ひと目で「よきもの」と
お分かりいただけることでしょう。
しっかりとした織りのたっぷりとしたボリュームあるまさに正統派の帯の感触。
本物志向の方にきっとご納得いただける仕上がりと存じます。
【 藤原について 】
西陣織工業組合所属時の
西陣織工業組合証紙はNo.107
※2021年廃業。
菱形に「藤」の文字のロゴを使用。
嘉永年間創業の西陣の老舗機屋。
は主に礼装用の唐織や引き箔、駒箔の格調ある文様の
振袖や留袖用の礼装袋帯の制作を得意とする。
【 吉澤の友禅について 】
新潟県十日町市にある染織の総合メーカー
吉澤織物の友禅部門
明治30年(1897年)創業
創業より織物業が主体であったが、1964年の
東京オリンピックを契機に日本の成長、
繁栄の世相を見越し、きもの総合メーカーへの
脱皮をはかるべく友禅の導入に挑戦。
紬絣のみならず振袖、付下げなどの
華やかな商品の開発に成功。
1975年以降はいち早くブランド戦略を展開。
「吾妻徳穂」「七代目吉澤与市」をはじめ
「吉田簔助」「矢萩春恵」「田中優子」などの
ブランドを次々に開発。
現在は八代目・吉澤武彦が代表を務めており、
2017年より十日町織物工業協同組合理事長として
産地の振興発展にも尽力。
染と織の両方を一貫生産するトップメーカーとして、
ものづくりを続けている。
美しいキモノなど、キモノファッション雑誌への
掲載多数。
【 十日町友禅について 】
新潟県十日町地方で制作されている友禅染。
京友禅や加賀友禅等の他産地に比べると比較的に
若い友禅で、現代的な発想で柔軟に制作されている。
織物工業協同組合の青年部を中心に、商品開発に
積極的に取り組み、昭和30年代に京都から
友禅染の技術を導入。
昭和40年代に十日町友禅として確立した。
京友禅は分業制を取るが、十日町友禅は一貫生産で
制作される。
秀美、吉澤織物(吉澤の友禅)、島善、
滝泰などの染元が有名。
[着物]
絹100%
たちきり身丈174cm 内巾約36cm(裄最長約68cm)
白生地には丹後ちりめん地を使用しております
[帯]
絹85% ポリエステル10% レーヨン5%(金属糸風)
長さ4.35m
西陣織工業組合証紙No.107 藤原織物謹製
耳の縫製:袋縫い
六通柄
おすすめの帯芯:綿芯松
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、披露宴、式典、パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、付き添いなど
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
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