商品番号:1529998
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
京の地で江戸時代の末頃から続く染屋、
京の洛南・伏見に工房を構える染司よしおかの
五代当主で染織史家の故:吉岡幸雄氏による
手描き友禅九寸名古屋帯のご紹介です。
独創的なデザインのひと品で、
その世界観をお楽しみ頂けることでしょう。
今回はなんと希少な未仕立て品。
滅多とご紹介は叶いませんので
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
さらりとしなやかな塩瀬地。
やわらかな白色のその地には
ハイセンスな唐花献上模様が表現されました。
独特の面持ちの一条に仕上がりました。
【 吉岡幸雄について 】
染織史家
染司よしおか5代目
1946年 京都市伏見区生まれ
生家は江戸時代から続く染屋で、
五代目継承を嫌い、ジャーナリストを志望。
1967年に早稲田大学第一文学部文芸学科に入学。
卒業後、父や伯父らの傍らにいて見てきた
日本の美術工芸への興味と京都の重層な伝統への
関心がつのり、1973年自らが代表となって
美術工芸図書出版「紫紅社」を設立。
出版、広告、催事の世界でその才能を発揮。
1988年に生家に戻り、五代目当主を嗣いだ。
後に染師福田伝士と二人三脚で植物染による
日本の伝統色の再現に取り組む。
父である吉岡常雄は大阪芸術大学教授として
教壇に立つとともに、世界の染色研究に没頭。
とくに貝紫の研究は他の追随を許さないものであった。
伯父に日本画壇の重鎮、吉岡堅二がいる。
1946年 京都市に生まれる。
1971年 早稲田大学第一文学部卒業。
1973年 美術図書出版「紫紅社」設立。
1988年 生家「染司よしおか」の五代目当主を継ぐ。
1991年 きもの文化賞受賞
1993年 奈良薬師寺・東大寺の伎楽装束を制作。
2001年 獅子狩文錦の復元制作に参加。
2002年 鹿草木夾纈屏風の復元制作に参加。
2010年 第58回菊池寛賞受賞
2019年 9月30日死去・享年73歳
絹100%
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
お太鼓柄(全通に柄あり)
おすすめの帯芯:突起毛芯
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、趣味のお集まり、お食事、お出かけなど
◆あわせる着物 小紋、織のお着物など
★名古屋仕立て(税込10,450円※綿芯「突起毛芯」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
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