商品番号:1529710
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
和姿をモダンに飾る…
西陣・橋本テル謹製の袋帯をご紹介いたします。
落ち着いた地色に箔糸の光沢が映える仕上がりの袋帯ですので、
訪問着、付下げ、色無地などとのコーディネートに、
気品溢れる素敵な和姿をお楽しみくださいませ。
お仕立て前の新品の商品ではございますが
弊社にて長らく在庫となっておりましたため、
現品限りの赤札価格でご案内させていただきます。
早い者勝ちでございますのでどうぞお見逃しなくお願い致します。
【 色・柄 】
細やかに金銀糸を織り交ぜた黒色の帯地は、
織の調子によってざっくりとした風合い。
その地に、立体的な金華山織によって
亀甲と唐花華文を織り成しました。
光沢のある帯地に、白い絹糸と金銀の箔糸がたっぷりと用いられ、
意匠がふっくらと立体的に浮かび上がるフォーマル帯です。
【 商品の状態 】
目立った難はございませんが、裏地に長期保管による折れ線がございます(矢印の巾は約1㎝です)。
ご着用時には目立つものではございません。
お直しが必要な場合はお客様のご負担となりますので
予めご了承の上でお買い求め下さいませ。
【 金華山織とは 】
金華山織は、輪奈織の一種で文様部分の緯糸に太糸を使用して織り上げた後、
太糸を抜き取ることにより経糸がループ(輪奈)状になり、
その輪奈を残すため、帯全体にひときわふくよかにして重厚な風合いが生まれます。
上杉神社に伝わる上杉謙信着用のマントは、室町時代末に南蛮紅毛船に舶載された西欧の文物中、
宣教師ルイス・フロイスが信長に贈ったといわれる「赤地牡丹唐草ビロード洋套」で、
その縁飾りにみごとな金華山織が用いられていることで有名です。
【 橋本テル織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.602
創業1900年頃(明治中期)
西陣の織元。
「伝統を経糸に 想像を緯糸に」をモットーに
唐織や紹巴、佐賀錦をはじめ夏物などの帯を製織。
着物の企画製作も行っている。
【 沿革 】
1900年頃 初代・橋本初三郎が西陣で帯手機業を創業
1952年 二代・橋本昭雄独立創業。
家業を継ぐ。
1973年 株式会社橋本テル織物法人設立
1998年 三代・橋本博之社長就任
2023年 四代・橋本鴻太朗社長就任
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹90% 金属糸風繊維10% 長さ4.35m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.602 橋本テル謹製
耳の縫製:袋縫い ※おすすめ帯芯:綿芯
◇六通柄
◆最適な着用時期 9月~5月(秋単衣から袷にかけて)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン パーティー、お茶会、お食事会など。
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地
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