商品番号:1525445
(税込)
【 仕入れ担当 戸高より 】
各有名百貨店などでも、名前こそ出すものではございませんが、
この染匠の別誂品なども多く販売されております。
江戸の頃より大切にしてきた小袖を大切に保管し、
そういったものからインスピレーションを想起…。
昔ながらの京友禅の本流を受け継いで、
現代のお着物へ昇華させている工芸染匠でございます。
【 白木染匠 】が創り上げました、
お柄をたっぷりと込めた総柄の最高級訪問着でございます。
ここまでの作品、なかなかご紹介が叶いません。
間違いない高級感ある和姿をお約束致します。
初めてのお誂えのお着物にもおすすめ。
親子代々に渡り末永く、正統派の手仕事の友禅美を是非ご堪能くださいませ。
まずはどうぞご覧ください。
【 お色柄 】
ぽってりと染め付きの良い紋綸子の地。
肌に吸い付くようなその絹地は本紋の地紋が浮かびます。
まろみのある桜を基調にして、
意匠には御所解文様が描かれております。
爽やかな地色に映えるモダンな色彩美。
統一感ある彩りと高雅な金彩遣い、
上前に施された手刺繍が贅沢な仕上がりでございます。
丁寧な友禅で浮かび上がる華やぎの意匠。
優しい色彩と溶け合うかのように、
金彩も雅やかに輝きを放っております。
風流、雅、優美の全てを尽くし、時空を越える美しさ。
一枚の絹布に凝縮された意匠から、
京の匠が伝統技を発揮したことを感じずにはいられません。
【 白木染匠について 】
京友禅の染匠
1960年(昭和35年)4月創業
京都工芸染匠協同組合所属
江戸時代の小袖・「御所解」、「茶屋辻」、
「吉祥文様」の研究追求をライフワークとし、
先人達の衣裳を「心の師」として、「不易流行」を
座右の銘に流行にとらわれる事なく創作古典の作品を
製作し続けている。
【 沿革 】
初代・白木周一が、四大染匠の一つでる
老舗・沢渡源兵衛商店に、1927年より奉行に上がり、
1940年独立、暖簾分けを許された。
その後、七七禁礼や太平洋戦争により休業。
1951年染匠業を再開。
初代死去に伴い、妻の正子が継承し、1960年4月に
有限会社白木商店を設立。
以後、白木周生と白木成司が共同経営し1977年1月に
株式会社白木染匠となる。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
たち切り身丈182cm 内巾38cm(最大裄丈72cm)
白生地には丹後ちりめん地を使用しております。
◆最適な着用時期 10月~翌5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン お茶席、披露宴、式典、お付き添いなど。
◆あわせる帯 袋帯、綴れ八寸名古屋帯、格のある九寸名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
解手のし6,050円+※胴裏8,250円~+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※堅牢染め・本加賀など、染めのしっかりした御着物への抜き紋入れには、
堅牢抜き代4,400円(税込)が必要となります。
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