商品番号:1502947
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
鮮やかなお色味が印象的な、
琉球紅型九寸帯をご紹介致します。
お太鼓柄ではなく贅沢にもしっかりと六通に紅型の彩を添えた一条。
顔料の特有の風合い、
細やかな暈しまで腕は確かでございます。
作家詳細不明のため、お値打ちにご紹介させていただきます。
どうぞお目に留まりましたらお見逃しなく!
【 お色柄 】
ふっくらとしたシボ感豊かなちりめん地を、味わい深い唐茶色に染め上げて。
その地には鮮やかな彩りで青海波に桜梅の意匠を添えてあらわしました。
丁寧に染め上げられたセンスを感じさせる仕上がりでございます。
表情豊かに奥行きある表情でおしゃれな帯姿を作り出します。
琉球の伝統に思いを馳せながら、後姿にさりげなくそれを飾る。
お洒落着としての色無地から小紋、逸品系織物、
琉球各地に存在する紬のキモノにも、この上ない表情を演出。
なんとも贅沢な一本を、大切に大切にお役立ていただければ幸いです。
色褪せることない琉球の熱い心を、どうぞ存分にご堪能くださいませ。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 琉球紅型について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1984年5月31日指定)
早くは13世紀から起源を持つと言われる、
独自の染技で育まれてきた沖縄の染物の総称。
鮮明な色彩、大胆な配色、図形の素朴さが特徴。
「紅型(びんがた)」の呼称は昭和に入ってからで
それまでは「型附(カタチキ)」と呼ばれた。
階級によって使用できる色と模様が異なり、黄色地は
王族以外は使用不可、図柄が大きく肩と裾に模様がある
二段肩付は王族を示す柄である。
大部分は首里で作られ、知念・沢岻・城間の三家が
御用紅型師であった。
琉球紅型には下記の種類がある
紅型:「琉球びんがた」のビンは「色彩」の意があり、
白地紅型、染地紅型、返し型、朧型、手附紅に分類される。
これらは型附(カタチキ)と呼ばれる糊置防染手法による
型染めで、型紙を当てて生地に糊を塗り、そのあとで
取り去った型紙の模様の部分に色を差す染め方で、
さらに地染めが施されるものもある。
藍型:藍の濃淡や墨で染められた紅型。
えーがたと呼ばれ、白地藍型、黒花出し、白花出し、
浅地花取り、藍朧(えーうぶるー)などに分類される。
型紙は染地(線彫り)型を使う。
濃藍から各種の藍の変化と地の白とで、大きめの模様で表現する。
筒描き:糊引(ヌイビチ)と呼ばれ、紙を使用せずに
防染糊を入れた円錐状の糊袋の先から糊を絞り出しながら
生地に模様を描き、そのあとで模様の部分に色を差す方法。
技法的にも難しく、均一に絞り出すために布面に垂直に置き、
進行方向に傾けながら一気に線を引かなければならない。
絹100%
長さ約3.75m
六通柄
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出掛け、ご旅行、趣味のお集まりなど
◆合わせるお着物 付下げ、色無地、小紋、御召、紬
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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