商品番号:1523176
(税込)
【 仕入れ担当 竹中より 】
琉球紅型の第一人者、城間栄順氏。
長く仕入れをしておりましても、栄順氏の作品は、
常に心惹きつけられる魅力に満ち満ちております。
今回のお品は藍型(えーがた)による夏の逸品。
なんとも、サラリ…
涼ただよう地に印象的に染めあらわされる本紅型名匠の作品を、
まずはどうぞ、じっくりとご覧くださいませ。
【商品の状態】
リサイクル仕立てあがり品として仕入れました
締め跡もほとんど見受けられない美品でございます
多少の藍の滲みはは手加工の味として御了解下さい
【 お色柄 】
なんと夏らしい表情を見せるお品なのでしょう。
本品は夏に最適な薄手の小千谷紬地に藍の濃淡でお柄をあしらった逸品。
全通にわたり亀甲紋が描かれ それぞれには
波濤の丸や桜そして折紙に雪輪紋が
順番を変えながらリズミカルに描かれています
琉球の贅沢な上布や各地の夏紬など、
夏の織りものは力のある作品が多くみられます。
そのような一枚には、ぜひともこのような作品を。
脈々と受け継がれる琉球の魂を…
是非ともお手元でご実感いただければ、と願ってやみません。
【 城間栄順(しろまえいじゅん)について 】
紅型三宗家城間家15代
日本工芸会正会員
沖縄県指定無形文化財「びん型」保持者
城間びんがた工房代表
1934年沖縄県・那覇市生まれ。
琉球王朝時代から続く紅型の三大宗家のひとつ、
城間家の15代目。戦後の混乱の中、紅型の復興に
尽力した城間栄喜の長男として生まれ、父より
城間家の伝統技術を継承。
魚や海、沖縄の大自然をモチーフにした
独自の世界観を織りなす作品をつくりだしている。
【 経歴 】
1934年 沖縄県首里市(現在・那覇市)に生れる
1959年 首里高等学校を卒業 家業の紅型に専念
1963年 沖縄美術展覧会(通称沖展)染織部門奨励賞受賞
1965年 沖展準会員に推挙
1966年 沖展準会員賞を受賞
1987年 城間栄順紅型展(青砂工芸館)
1997年 沖縄県指定無形文化財「びん型」保持者認定
「現代の名工」表彰
2006年 城間栄順紅型作品展「宝布に華咲かち」
(那覇市民ギャラリー、時事通信ホール・東京)
2015年 城間びんがた三代継承展(沖縄県立博物館・美術館)
2022年 城間栄順米寿記念「紅(いろ)の衣」展
(沖縄県立博物館・美術館)
絹100% 長さ3.76m
全通柄
◆最適な着用時期 盛夏(7月~8月
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 観劇、お食事会、お稽古事、街着、ランチなど
◆あわせる着物 上布などの夏紬など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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