商品番号:1542086
(税込)
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
はずむように、豊かな極上の絹布。
一流と呼ばれる「染の北川」より、
CHULTHAINo.6の上質な生地を使用した極上の訪問着のご紹介です。
残念ながら、染の北川は、
2017に長い歴史の幕を閉じられました。
今後新たにお品が生み出されることはなく、
もちろんながら現在市場に出回っているものが最後となります。
本作品は、京都・室町の呉服問屋さんの所蔵品から特別に仕入れて参りました。
制作されていた当時の価格を考えますと…
本当にお値打ちでご紹介が叶った希少品です。
古典を追求したからこその、日本伝統の美を…
お手元にてご堪能下さいませ。
【 お色柄 】
溶け込むように、しなやかな極上の絹布。
古典を追求したからこその、日本伝統の美。
上質な絹布のキャンバスを藍色に染めなし、
描き出されたのは芙蓉に菊や萩の草花。
お柄にはひとつひとつ丁寧に手描きで、縁取りに金彩をあしらいました。
さすが北川と呼べる染めの仕上がりを、
ぜひともお手元でご堪能いただきたく存じます。
母から娘へ、時を越えて受け継いでゆく。
名門の贅沢な一枚をまとう喜びをご堪能くださいませ。
【 CHULTHAINo.6について 】
ゴールドシルクと同様、タイの蚕「ノンナイ」の繭よりつむいだ絹布。
その自然な光沢は、繭糸にある真珠層によりうまれ、
日本産の繭糸の30%以上も光沢に富み、絹糸として世界一の光沢を作り出すと言われてます。
また、光沢だけでなく黄金色の糸を育み、伸縮力もあり、
弾力性の豊かな絹糸を作り出すのが特徴の貴重な蚕種でございます。
ノンナイは本来、糸の長さが日本の繭に比べ2割ほどしか紡ぎ出せない蚕でしたが、
日本の蚕と掛け合わせることによって、おきものにも使用できる絹糸となりました。
しかもCHUL THAI No6に使用されているのは、ゴールドシルクの蚕よりさらに厳選し、
5世代も交配させた蚕の繭を生引きした糸。
これまでの糸とは次元のちがう水分を含んでおりますので、光沢はもとより染め付き、手触りに至るまで、
まさに「生の絹」というにふさわしい極みの布に仕上がっております。
【 染の北川について 】
京の有名呉服メーカー
1955年(昭和30年)創業
※2017年廃業
様々な着物専門誌にも多く取り上げられ、
着物ファンに広く知られていた。
訪問着、留袖、振袖などのフォーマル品、
逸品物を創作。
染、意匠へのこだわりはもちろん、生地の
開発なども手掛け、「和木沢絹」
「CHULTHAINo.6(ジュンタイナンバーシックス)
などのブランド生地も有名であった。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
たちきり身丈約175cm 内巾36cm (最長裄丈約68cmまで 最長袖巾肩巾34cmまで)
白生地には、CHULTHAINo.6を使用しております。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
おすすめは10月~11月頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、パーティー、ご挨拶、お食事会、音楽鑑賞、観劇など
◆あわせる帯 袋帯 綴れ名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
解湯のし4,180円+※胴裏8,250円~+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※堅牢染め・本加賀など、染めのしっかりした御着物への抜き紋入れには、
堅牢抜き代4,400円(税込)が必要となります。
この商品を見た人はこんな商品も見ています