商品番号:1534488
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
絹地に広がる美の世界…
染めの世界でも一目置かれる十日町≪吉澤の友禅≫より、
秀逸な訪問着をご紹介いたします。
今回は 【万勝織物】 特撰引箔工芸袋帯 とのコーディネートセットをご紹介。
まずは、どうぞ。
その美意匠をご覧くださいませ。
【 お色柄 】
[着物]
少しシボ感のある上質な丹後ちりめん地を染めの地として。
シックな墨色(黒色に近いお色)を基調として染め上げました。
金彩をあしらった誰が袖を配して。
奥行き深く、繊細な印象で正統派の古典を踏襲して。
ところどころに配されたたっぷりとした金彩と、
上前の金駒刺繍が正統派意匠の豪奢な雰囲気を一層高めております。
上品に存在感を感じさせる大人の社交着。
カジュアル使いやパーティーシーンとは異なり、
やはり格調の高いフォーマルシーンには、
質がよく、心に残る一枚を選んでいただきたく思います。
ぜひ、生地の裏までもご覧くださいませ。
深く染められた彩り、すべてが裏まできれいに染め通っております。
染め、金駒刺繍の丁寧な出来栄えは、一目でおわかりいただけることでしょう。
上質な生地に、丁寧な染めの仕上がりをご覧いただきたく思います。
しっとりと落ち着いた、大人の女性らしい佇まいをお楽しみ下さい。
[帯]
つるり…指を滑るなめらかな帯地。
銀の引箔地には小袖秋草の横段模様を織りなして。
最高級の国産絹糸のみが持つ、しなやかさと柔軟性、伸縮性に優れ、
織物として薄くて、軽くて型くずれしにくい、
最高の帯の風合いと締め心地を、味わっていただけます。
計算された彩りと見事な柄の構成美。
織り上がりも薄手でしなやか。
きもの通の方にもきっと喜んでいただけることと存じます。
【 吉澤の友禅について 】
新潟県十日町市にある染織の総合メーカー
吉澤織物の友禅部門
明治30年(1897年)創業
創業より織物業が主体であったが、1964年の
東京オリンピックを契機に日本の成長、
繁栄の世相を見越し、きもの総合メーカーへの
脱皮をはかるべく友禅の導入に挑戦。
紬絣のみならず振袖、付下げなどの
華やかな商品の開発に成功。
1975年以降はいち早くブランド戦略を展開。
「吾妻徳穂」「七代目吉澤与市」をはじめ
「吉田簔助」「矢萩春恵」「田中優子」などの
ブランドを次々に開発。
現在は八代目・吉澤武彦が代表を務めており、
2017年より十日町織物工業協同組合理事長として
産地の振興発展にも尽力。
染と織の両方を一貫生産するトップメーカーとして、
ものづくりを続けている。
美しいキモノなど、キモノファッション雑誌への
掲載多数。
【 十日町友禅について 】
新潟県十日町地方で制作されている友禅染。
京友禅や加賀友禅等の他産地に比べると比較的に
若い友禅で、現代的な発想で柔軟に制作されている。
織物工業協同組合の青年部を中心に、商品開発に
積極的に取り組み、昭和30年代に京都から
友禅染の技術を導入。
昭和40年代に十日町友禅として確立した。
京友禅は分業制を取るが、十日町友禅は一貫生産で
制作される。
秀美、吉澤織物(吉澤の友禅)、島善、
滝泰などの染元が有名。
[着物]
絹100%
たちきり身丈174cm 内巾約36cm(裄最長約68cm)
白生地には丹後ちりめん地を使用しております
[帯]
絹100%(金属糸風除く)
長さ4.4m(お仕立て上がり時)
おすすめの帯芯:綿芯「松」
耳の縫製:かがり縫い
お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、披露宴、式典、パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、付き添いなど
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
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