商品番号:1526417
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【 仕入れ担当 戸高より 】
西陣の手織り名門【 滋賀喜織物 】による
艷やかな袋帯のご紹介です!
手織りならではの繊細でしなやかな織の風合いと
格調高い古典柄に惹かれて仕入れて参りました!
西陣の手織りであるということ。
それがここまで希少となった今日、
変わらず京の西陣の地にてひと品ひと品に心を込め、
誇らしくもそのひとつひとつに織り人の名をきちんと織り込み、
しっかりと西陣手織之証を冠したお品物を創作し続ける。
その揺るぎなき精神性、美を追及して止まない機屋としての芯の強さ…
まさに、現代が忘れつつあるものではないでしょうか。
この意匠に込められた「ゆらぎ」を感じていただけるでしょうか。
これは手織りならではの味わい…。高雅な引き箔と相まって、実に美しい。
お目に留まりましたら、お見逃しなく!
【 お色柄 】
密にしなやかに織りなされた帯地は、
絹の光沢と高貴な箔糸の煌めきが合わさった高級感を漂わせて…
織り描かれたのは「大流水文」と銘打たれた意匠。
お柄には六通柄にて、縹色の地を活かしながら、
大きくうねる流水模様を六通に渡って、織りだしました。
古典の重厚さの中にもはエレガンな華やぎも備え。
素晴らしい意匠構成とそれを形にする職人の御業。
全てが合わさり究極の一条へと昇華されております。
決して華美に走らずに、上品な奥行きあるすばらしい後姿を。
きっと、お着物好きの方の心を満足させてくれる逸品。
年々西陣の手織りが減産される中の希少な一点を、大切にお届けいたします。
滅多にご紹介することが出来ない西陣の伝統美を、
どうぞこの機会に堪能いただければ幸いです。
【 滋賀喜織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.55
1936年(昭和11年)創業
創業者 滋賀喜一郎
京都大宮通今出川で、本袋帯をはじめ、引箔、
錦と綴地の併用などの技法を用い、手機のみで
手織にこだわり帯の製織を続けている織元。
一般的な箔帯が1寸の幅に緯糸60本を
織り込むのに対し、滋賀喜の箔帯は
1寸巾に約85~90本の金箔糸が
織り込まれている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
柄付け:六通柄
耳の縫製:袋縫い
織人:垣尾明美
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、初釜、パーティー、ご挨拶、
ご入卒・七五三のお付き添い、音楽鑑賞、観劇など
◆あわせるお着物 黒留袖、色留袖、訪問着、付下げ、紋付き色無地など
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