商品番号:1526416
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【 仕入れ担当 戸高より 】
西陣の手織り名門【 滋賀喜織物 】による
艷やかな袋帯のご紹介です!
手織りならではの繊細でしなやかな織の風合いと
格調高い古典柄に惹かれて仕入れて参りました!
西陣の手織りであるということ。
それがここまで希少となった今日、
変わらず京の西陣の地にてひと品ひと品に心を込め、
誇らしくもそのひとつひとつに織り人の名をきちんと織り込み、
しっかりと西陣手織之証を冠したお品物を創作し続ける。
その揺るぎなき精神性、美を追及して止まない機屋としての芯の強さ…
まさに、現代が忘れつつあるものではないでしょうか。
この意匠に込められた「ゆらぎ」を感じていただけるでしょうか。
これは手織りならではの味わい…。高雅な引き箔と相まって、実に美しい。
お目に留まりましたら、お見逃しなく!
【 お色柄 】
しなやかでしっかりとした打ち込みの帯地は、
シックな茶褐色の錦織地。
マットに艶めく漆引箔を施し、その光沢感からにじみ出る気品は
流石は滋賀喜…類を見ない品格を兼ね備えております。
その箔地をベースに、織り成された迫力のある「松山文」。
艷やかな金糸の濃淡、輝きのトーンを微妙に変化させる事で
単調になりがちな織りの表現に深みを与えております。
洗練された意匠、御柄はごくごくシンプルに…
一切の無駄を感じさせない、緻密に計算された意匠が
色褪せることのない永久の美しさを感じさせるお品です。
決して華美に走らない上品な金糸が、奥行きある素晴らしい表情となって…
どこまでも奥深く、表情豊かな仕上がりは
御着物好きの方をうならせる、素晴らしい仕上がりの逸品です。
まずご年齢問わないお品。
慶祝のお席の黒留袖、色留袖などに、また訪問着、色無地、付下げと合わせて
フォーマルの気品を感じさせる着姿をご堪能いただけることと存じます。
年々西陣の手織りが減産される中の一点をお値打ちにてお届けいたします。
滅多にご紹介することが出来ない西陣伝統美を誇る一品を
この機会にご堪能いただければ幸いで御座います!
【 滋賀喜織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.55
1936年(昭和11年)創業
創業者 滋賀喜一郎
京都大宮通今出川で、本袋帯をはじめ、引箔、
錦と綴地の併用などの技法を用い、手機のみで
手織にこだわり帯の製織を続けている織元。
一般的な箔帯が1寸の幅に緯糸60本を
織り込むのに対し、滋賀喜の箔帯は
1寸巾に約85~90本の金箔糸が
織り込まれている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹80% 指定外繊維(紙)・ポリエステル20%
長さ4.35m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.55 滋賀喜織物謹製
西陣手織協会・手織之証がついております。
織人:菱沼かつ恵
耳の縫製:袋縫い
◆最適な着用時期 10月~翌5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、初釜、パーティー、ご入卒・七五三のお付き添いなど
◆合わせるお着物 色留袖、訪問着、付下げ、色無地
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