商品番号:1524303
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
「滋賀喜織物」さんの組み織八寸帯を仕入れて参りました。
シンプルにお洒落を楽しむ方へお勧めしたいひと品です。
大変お値打ちにご紹介させていただきますのでどうぞお見逃しなくお願い致します。
この帯は、それら組紐の技法に新しい技術を取り入れ、
厳選された絹糸を使用、日本独特の配色図柄で優麗典雅な帯として組みあげたものです。
【 色柄 】
意匠には豊かな色彩に細やかに金糸を交錯させ、
シンプルに洒落た菱模様を表現いたしました。
組ならではの織組織の美。
みるほどに深みのある表情です。
老舗のひと品を、存分にご堪能くださいませ。
【 正倉院平組について 】
高麗、新羅、唐…
こういった名称が今もなお残っておりますように、
組紐は、遠く大陸より日本に伝来した頃からの美術工芸品です。
古くから「宮中」「公家」「武家」等の女官により技法を伝えられ、
「経巻」「箱」「鎧のおどし」「刀の下げ緒」など多くの用途に用いられました。
本品は、それら組紐の技法に新しい技術を取り入れ、厳選された絹糸を使用、日本独特の配色図柄で優麗典雅な帯として組みあげたものです。
【 滋賀喜織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.55
1936年(昭和11年)創業
創業者 滋賀喜一郎
京都大宮通今出川で、本袋帯をはじめ、引箔、
錦と綴地の併用などの技法を用い、手機のみで
手織にこだわり帯の製織を続けている織元。
一般的な箔帯が1寸の幅に緯糸60本を
織り込むのに対し、滋賀喜の箔帯は
1寸巾に約85~90本の金箔糸が
織り込まれている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維を除く)
長さ約3.6m(御仕立て上がり時)
滋賀喜織物謹製
全通柄
◆最適な着用時期 9月~翌年6月の袷・単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、お茶席、お稽古事、街着、カジュアルパーティー、ランチなど
◆あわせる着物 色無地、小紋、織のお着物など
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