商品番号:1523454
(税込)
【 仕入れ担当 戸高より 】
山形県、米沢にて代々伝わっております紬を
日本全国へ伝えてまいりました卸問屋。
養蚕事業の衰退に合わせて
数件ほどしか残らなかった農家に繭を直接撚ってもらい、
米沢を代表するメーカーによって織り上げた
「純山形産」の逸品を数々お取り扱いしています。
この度ご紹介致します一条は、
モダンな雰囲気を醸し出す
クールな八寸名古屋帯でございます。
ここまでしっかりとクールさを感じさせ、
お着物合わせが楽しくなる米沢紬となりますと
中々にご紹介の機会も少なくなってしまいます。
その希少性から決して気軽に手を出せる値段ではございませんが、
それでもお持ちになっていただきたい一条でございます。
お食事やカジュアルパーティなど砕けた席のコーディネートに
センスの良いアクセント添え、憧れの着姿に仕上がることでしょう。
この限られた機会を是非モノにしてくださいませ。
【 お色柄 】
ざっくりとした太糸で織りなされた帯地。
地色は茶味を含んだ黒を基調として、大人びた印象を持たせまして。
綿密に織り上げられました矢絣の意匠は
手織とは思えない程綿密に織り上げられ。
所々で顔を魅せるフシの感覚が温かみを持たせてくれました。
おきもの通の方にも、自信を持っておすすめいたします。
どうぞお見逃しなさいませんようにお願いいたします。
【 米沢紬(米沢織)について 】
国内最北の織物産地である山形県の米沢市を
中心とした地域で生産されている紬織物の総称。
通常一産地に一つの布と言われるが、米沢織には
長井紬、置賜紬、紅花紬などの複数の紬織物がある。
1601年(慶長六年)藩主上杉景勝の側近だった
直江兼続が藩の収益拡大を図るため、織物の素材となる
青苧(あおそ)や絹を生む蚕の餌となる桑、染料となる
紅花などの栽培を奨励した事に端を発す。
江戸後期の九代藩主・上杉鷹山が養蚕業を奨励、
本場・京都から織物師を招き研究開発を行った事で
織物産業が飛躍的に発展。
この時期に紅花や藍、紫根などの植物染料で
糸を染めてから織る先染めの技術が確立された。
現在は若い世代の作り手がその技術を引き継ぎ、
約30社あまりのメーカーが切磋琢磨しながら、
それぞれ異なるものづくりに励んでいる。
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
柄付け:六通柄
◆最適な着用時期 9月~翌6月の袷・単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お食事、お出掛け、女子会など
◆あわせる着物 小紋、織の着物、上布など
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