商品番号:1523122
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
200年の伝統が醸し出す米沢織の色合いが、
装う人を優しく包み込んで…
その色彩表現、アイデア性のある作品作りにこだわっております、歴史ある工房
米沢の筬園工房による一条をご紹介致します。
艶やかなシルクの光沢に、浮織の美をご堪能きたく存じます。
まずはどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
張りのある風合いのアイボリーの帯地。
浮かぶ緯糸の凹凸に、しなやかな心地よさ。
お太鼓には紅泥を用いて異国情緒漂う創作意匠を染めなしました。
さり気なく上質を…
同じ色、同じ柄は二度とできないという、自然からの創作品。
織と色彩をダイレクトに愉しむ通のお品。
洗練された織物の魅力を存分にお楽しみくださいませ。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 紅花染について 】
紅花染めをするには、1月2月の寒い時期が最も適していると言われます。
紅をはじめとする草木染料の美しさの裏側にあるのは、極寒の中での手作業。
天然染料でしか出せない優しいお色を織り交ぜて表現される織りあがりは、
まさに自然の美しさを凝縮したかのようです。
【 米沢紬(米沢織)について 】
国内最北の織物産地である山形県の米沢市を
中心とした地域で生産されている紬織物の総称。
通常一産地に一つの布と言われるが、米沢織には
長井紬、置賜紬、紅花紬などの複数の紬織物がある。
1601年(慶長六年)藩主上杉景勝の側近だった
直江兼続が藩の収益拡大を図るため、織物の素材となる
青苧(あおそ)や絹を生む蚕の餌となる桑、染料となる
紅花などの栽培を奨励した事に端を発す。
江戸後期の九代藩主・上杉鷹山が養蚕業を奨励、
本場・京都から織物師を招き研究開発を行った事で
織物産業が飛躍的に発展。
この時期に紅花や藍、紫根などの植物染料で
糸を染めてから織る先染めの技術が確立された。
現在は若い世代の作り手がその技術を引き継ぎ、
約30社あまりのメーカーが切磋琢磨しながら、
それぞれ異なるものづくりに励んでいる。
絹100%
長さ約4.4m
耳の縫製:袋縫い
お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 観劇、お食事、お出かけ、行楽など
◆あわせる着物 色無地、小紋、織の着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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