商品番号:1523376
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
長きに渡り連綿と受け継がれ、
研ぎ澄まされてきた技術によって織り上げられた樹養(置賜)紬。
黄八丈や本郷孝文氏のお品に見られるような綾織の技術を用い
古くから数多くの織物が生み出されてきた米沢紬のひと品をご紹介致します。
御召のようなサラリと滑らかで絹の光沢が感じられる風合いが魅力。
まずはどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
サラリとしなやかな上質生地。
艶やかな亜麻色の地には、縞模様に見る角度によってまるまなこの地紋が浮き沈みし、
豊かな表情を見ていただけることでしょう。
平織のものよりもしなやかで伸縮性にも富み、
シワもよりにくく、大変着やすいお品です。
帯合わせも洒落袋帯から、染め、織りの名古屋まで幅広く、
コーディネートをお楽しみ下さいませ。
【 米沢紬(米沢織)について 】
国内最北の織物産地である山形県の米沢市を
中心とした地域で生産されている紬織物の総称。
通常一産地に一つの布と言われるが、米沢織には
長井紬、置賜紬、紅花紬などの複数の紬織物がある。
1601年(慶長六年)藩主上杉景勝の側近だった
直江兼続が藩の収益拡大を図るため、織物の素材となる
青苧(あおそ)や絹を生む蚕の餌となる桑、染料となる
紅花などの栽培を奨励した事に端を発す。
江戸後期の九代藩主・上杉鷹山が養蚕業を奨励、
本場・京都から織物師を招き研究開発を行った事で
織物産業が飛躍的に発展。
この時期に紅花や藍、紫根などの植物染料で
糸を染めてから織る先染めの技術が確立された。
現在は若い世代の作り手がその技術を引き継ぎ、
約30社あまりのメーカーが切磋琢磨しながら、
それぞれ異なるものづくりに励んでいる。
絹100%
長さ約13m 内巾38cm (最長裄丈約72cmまで 最長袖巾肩巾36cmまで)
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お出かけ、お食事など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
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