商品番号:1522360
(税込)
【仕入れ担当 吉岡より】
ざっくりとしてしなやかな風合いに、シンプルな意匠…
数多くの織物を生み出す山形県米沢紬の織元が制作した、
紙糸を織り込んだ創作八寸帯のご紹介です!
紙布とは、強くしなやかな和紙を細く切り裂き、
こより糸にしたものを用いた織物です。
これからの季節に大活躍の一条かと存じます。
お手元でぜひご愛用くださいませ。
【色・柄】
和紙を用いた紙布は、耐久性が高く、
お着物としても夏は涼しく、冬には温かいと言われる非常に丈夫な生地です。
タテ糸は絹糸、ヨコ糸にこの紙布を織り込んだ帯地は、
手触りにもざっくりとしつつふんわりと柔らかな風合い。
シックな黒で織りなされた帯地。
意匠には織りの変化で鱗模様を表現しております。
洒落感たっぷりの構図でモダンな面持ちに。
しなやかなのにしっかりとした、締める度にしっくりとくる心地良い地風。
小紋や織のおきものにもぜひおすすめしたい重宝帯。
素材で遊ぶシンプル織帯ファンの方は、どうぞお見逃しなく!
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【 米沢紬(米沢織)について 】
国内最北の織物産地である山形県の米沢市を
中心とした地域で生産されている紬織物の総称。
通常一産地に一つの布と言われるが、米沢織には
長井紬、置賜紬、紅花紬などの複数の紬織物がある。
1601年(慶長六年)藩主上杉景勝の側近だった
直江兼続が藩の収益拡大を図るため、織物の素材となる
青苧(あおそ)や絹を生む蚕の餌となる桑、染料となる
紅花などの栽培を奨励した事に端を発す。
江戸後期の九代藩主・上杉鷹山が養蚕業を奨励、
本場・京都から織物師を招き研究開発を行った事で
織物産業が飛躍的に発展。
この時期に紅花や藍、紫根などの植物染料で
糸を染めてから織る先染めの技術が確立された。
現在は若い世代の作り手がその技術を引き継ぎ、
約30社あまりのメーカーが切磋琢磨しながら、
それぞれ異なるものづくりに励んでいる。
経糸:絹100%
緯糸:和紙100%
長さ約4.0m(長尺)
お柄付け:全通柄
◆最適な着用時期 5月下旬~9月上旬の単衣・盛夏
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お茶会、和のお稽古など
◆あわせるお着物 色無地、小紋、織りの着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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