商品番号:1503414
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
――日頃より京都きもの市場をご愛顧いただいている感謝の気持ちを
少しでも皆様にお伝えしたくお得な着物・帯のフォーマルセットをご用意いたしました!
さまざまな価格やお色柄でご用意いたしましたのでぜひごゆるりとご覧くださいませ――
四季の移ろいがある日本で生まれ、育まれてきた「きもの文化」
その歴史や感性を一枚の絹にあますことなく発揮した…
本当に素晴らしい、≪きもの≫という芸術作品。
一点の曇りもない完璧な仕事。
京の名匠『久保耕』より気品に満ちた京友禅の雅やかなる世界を込めた、
はんなりとした京友禅訪問着と能装束唐織の大御所として知られる
西陣名門『山城機業店』より袋帯を合わせてご紹介いたします。
穏やかで上品な配色と、繊細な染め加工、
品良く女性らしいムード、淑やかに香る気品の世界感…
しっかりと品格を醸し出す優しく品の良いコーディネート。
古典の踏襲にとどまらず、今の世に通ずる洗練の美。
流行りすたり無く、飽きのこないコーディネート…
華美すぎず、品良く大人の色香を帯にてグッと惹き立てて、
フォーマルなお席に映えるような受け継がれる伝統セットでございます。
確かな染めに良き織り。
上質なフォーマルセットをお探しの方、必見でございます。
この機会をお見逃しなきよう、お願い致します。
【 お色柄 】
≪着物≫
トロッと水を含んだかのような丹後ちりめんの紋意匠地。
一面に細やかな横段の模様を浮かべたしなやかな絹地を、
淡く穏やかな鳥の子色を基調に染め込んで。
その地に染められた意匠は、葵の古典模様。
上前にはそっと金駒刺繍を施し、所々にアクセントとなる金彩加工も加え、
地色とのコントラストが美しく映える一枚でございます。
美しい着物姿に、さすがは名門のお品と感嘆の声を揚げてしまうほど…。
さりげないようでいて、その仕上がりは他とは一線を画するもの。
しとやかな気品にかおる、確かなものづくりの姿勢をご覧いただきたく存じます。
≪帯≫
地色は清雅な白銀。
お柄には「亀甲重ね」と題された清雅な彩りの古典模様を織りなしました。
白銀の帯地に映える上品な銀に、爽やかな空色と女郎花色。
その色彩センスもさることながら、細やかな織りの妙技にも感嘆致します。
華やぎの中にみせる正統派の落ち着いた格調。
繊細な織りのさ、そして凛とした佇まい…。
お着物合わせの楽しさや、着る人の個性を引き出す古典的な意匠に
どこか新鮮な風を吹き込む逸品です。
【 山城機業店について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.216
1918年(大正8年)創業
屋号:伊勢屋孝兵衛
西陣でもとりわけ唐織の技術で定評のある機屋。
大戦中に企業整備令により廃業、戦後9代目が
帯地製造を再開した。
1952年に株式会社に改組。
1997年に10代目に代替わりし現代に至る。
【 引箔について 】
「引箔」は、三椏(みつまた)や楮(こうぞ)で作った和紙に目止めをし、
その上に金箔、銀箔、プラチナ箔、真珠、らでん、漆など
大変高価な素材を使ってさまざまな柄を作ったものです。
その薄い金銀箔を張った無地のものや、漆に顔料を混ぜて多彩な色を出したもの
それらを組み合わせて模様を表したものを極細に裁断し、それを一本一本丁寧に
織り込んでゆきます。
和紙に片面だけ色柄を付けたものなので、裏返ると土台の紙が見えてしまう
大変難しい作業。したがって「引箔」を織り込む場合は一度「機」を止めて
ヘラで一本一本引き揃えるように織り込まなければなりません。
だからこそ、熟練の腕が必要になってまいります。
【 染匠 久保耕について 】
京の染匠
1938年(昭和13年)創業
京都商工会議所会員
京都工芸染匠協同組合会員
創業者 久保耕太郎
京都御所北の緑豊かな地で、意匠の考案から
白生地の吟味、染、友禅、金加工、刺繍と
あらゆる工程を熟練の職人が手掛けており、
手描き友禅にこだわった格調あるきものを
創作している。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
【着物】
絹100%
たちきり身丈約180cm 内巾37cm(最長裄丈約70cmまで 最長袖巾肩巾35cmまで)
白生地には、丹後ちりめんの紋意匠地を用いております。
【帯】
絹56%、レーヨン19%、ポリエステル17%、分類外繊維(和紙)8%
長さ約4.35m(仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙NO.216 山城機業店謹製
おすすめの帯芯:綿芯「松」
耳の縫製:かがり縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、パーティー、お付き添い、お食事会、音楽鑑賞、観劇など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
解手のし6,050円+※胴裏8,250円~+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※堅牢染め・本加賀など、染めのしっかりした御着物への抜き紋入れには、
堅牢抜き代4,400円(税込)が必要となります。
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