商品番号:1491076
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
現行の証紙とは異なりますが、
うっすらとの残った製造者の文字に印字された住所はやはり…
佐藤新一氏による白たか織、板締め絣の逸品を仕入れて参りました。
年々生産数が減り続けていると言われる、白鷹の織物。
特に未仕立て新品ともなると常に織られているものではございませんので、本当に稀少です。
問屋さんの長期在庫品をアウトレット価格にてご紹介致します。
この価値をお分かりいただける、
おしゃれにこだわりをお持ちの通の方に愛でていただければ幸いです。
【 お色柄 】
シボ感あるしなやかな風合い。
お色はまろやかな薄生成り色をベースに紅鳶色の絣糸で実に細やかな蚊絣を一面に織りなして…
その地に100山亀甲絣を用いて竹に笹があらわされました。
たて糸を張り、横糸をトン、トン、こつこつと。
その織りのひとつひとつ、心込めて織り上げられた雪国のおりもの。
着心地良く、着回しもきく一枚は、
長年お着物に慣れ親しむ方にとって、本当に手放せないものとなりましょう。
最高に贅沢な装いをご堪能くださいませ。
【 白たか織について 】
白鷹町は、山形県南部・置賜盆地最北にある山間の静かな織物の里。
盆地の真ん中を最上川が流れ、なだらかな稜線をみせる
朝日連峰が、豊かな四季に彩られるところです。
そこは昔から養蚕の盛んな土地柄で、現在でも県内随一の養蚕の町。
琉球に伝わった絣織物は本土を北上し、白鷹がその北限で、
独自の織物文化が栄えました。
山形県米沢市、長井市、白鷹町で生産される織物は
米沢紬・長井紬・白鷹紬・米琉・紅花紬などがあり、
いずれも糸を先に染めてから織る、先染めの織物。
総称して「置賜(おいたま・おきたま)紬」と呼ばれております。
白鷹紬の産地の白鷹町は、山形県南部・置賜盆地最北にある
山間の静かな織物の里。
その白鷹町に工房を構える佐藤新一氏の工房、
『白たか織』は言わずもがな、かの有名かつ希少な
白鷹御召の織り上げをされております。
【 白鷹織(置賜紬)について 】
山形県の伝統的工芸品に指定されている
「置賜紬(米沢織、白鷹織、長井紬)」
と総称されている織物の中の一種。
白鷹町でつくられる先染め織物の総称として
「白鷹紬」とも呼ばれ、約150年の歴史をもち
絣織物の産地では日本の最北端に
位置することから「北限の絣」とも呼ばれる。
長井紬とその発祥を同じくし、米沢藩が領内を
青苧(あおそ)や紅花といった材料の生産地から、
自給自足の絹織物産地に変えたことで始まった。
明治中期からは長井と同様、白鷹でも
「米琉絣」の織り上げはあったが、明治後半に
栃木県足利の技術者から学んだ「板締め」を導入
した事で緻密な絣文様を実現。
白鷹織には独特のシボを持つ「白鷹御召」と
経糸と緯糸を板締染色の技法で染め上げ
小絣模様を表現した「米琉板締小絣」がある。
現在白鷹織の製織を手掛けている工房は
白鷹町にある2軒のみである。
絹100%
長さ約13m 内巾37.5cm (最長裄丈約71cmまで 最長袖巾肩巾35.5cmまで)
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お出かけ、お食事など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[ 袷 ]
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円+ガード加工6,050円(全て税込)
[ 単 ]
地入れ3,300円+衿裏2,200円+海外手縫い仕立て28,600円+ガード加工6,050円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※こちらの商品は、雨などの水分に対して特ににデリケートな生地ですので、
お仕立ての際には、撥水加工されることをお薦め致します。
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