商品番号:1468564
(税込)
【仕入れ担当 吉岡より】
山形県指定無形文化財「白鷹板締小絣」織元【白たか織】さんの、
高機手織草木染のお着物。
ふっくらとしなやかで、真綿糸の風合いを存分に楽しんで頂ける
まさに通好みの洗練されたお着物でございます。
織物ファンの方には是非一度ご覧頂きたいお品です!
着心地良く、着回しも本当に便利ですので、長年お着物に慣れ親しむ方にとって、
手放せない一枚としてご愛用いただけることと思います。
まず他にない品質、価格と自信を持ってお薦めいたします。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
【色・柄】
穏やかで深みがあり、密やかな光沢のある地風…
主染料に使われたのは、ログウッド・矢車・藍から抽出した天然染料。
この草木染料を用い、シックな黒色を生み出しました。
お柄は、繊細に白や黄色、茶色に薄藍色などを込めた「絣格子」模様。
リズムもランダムな印象でさり気ない趣味性を感じさせます。
化学染料は、一度その染料に浸されますと一瞬にしてそのお色に染まりますが、
天然染料はそのようにいきません。
思いの色を出すために、媒染を介して染料と染料を何度も掛け合わせる手間とその苦労。
こだわり抜いた染め色の優しさから、つくり手のセンスが感じられます。
【 白鷹織(置賜紬)について 】
山形県の伝統的工芸品に指定されている
「置賜紬(米沢織、白鷹織、長井紬)」
と総称されている織物の中の一種。
白鷹町でつくられる先染め織物の総称として
「白鷹紬」とも呼ばれ、約150年の歴史をもち
絣織物の産地では日本の最北端に
位置することから「北限の絣」とも呼ばれる。
長井紬とその発祥を同じくし、米沢藩が領内を
青苧(あおそ)や紅花といった材料の生産地から、
自給自足の絹織物産地に変えたことで始まった。
明治中期からは長井と同様、白鷹でも
「米琉絣」の織り上げはあったが、明治後半に
栃木県足利の技術者から学んだ「板締め」を導入
した事で緻密な絣文様を実現。
白鷹織には独特のシボを持つ「白鷹御召」と
経糸と緯糸を板締染色の技法で染め上げ
小絣模様を表現した「米琉板締小絣」がある。
現在白鷹織の製織を手掛けている工房は
白鷹町にある2軒のみである。
絹100%
長さ13.0m 内巾37cm(裄丈約70cmまで)
織元・白たか織
主染料:ログウッド・矢車・藍
◆最適な着用時期 10月~5月(袷の季節に)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン カジュアルなパーティー、観劇、コンサート、お食事会など。
◆あわせる帯 名古屋帯、洒落ものの袋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[ 袷 ]
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+お仕立代28,600円(全て税込)で承ります。
[ 単 ]
地入れ3,300円+衿裏2,200円+お仕立代28,600円(全て税込)で承ります。
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
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