商品番号:1508059
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
本場黄八丈を思わせるまるまなこ調子の綾織に、柔らかなお色…
白たか織の名門小松織物工房・小松寛幸作、
極上の男物着物を仕入れて参りました。
置賜紬の中でも、本当に数の少ない白鷹のお品。
織の表情をたっぷりとお楽しみいただける逸品です。
いなせな旦那衆へ…
希少な機会をお見逃しないようご覧下さいませ。
【 お色柄 】
手触りしなやか。
地下1.000mの湧出温泉水の沈殿物である、温泉泥をすり潰し
溶媒駅に溶かしたものを媒染液と、
蘇芳や茜などの草木によるまろやかなクリーム色の地。
細やかな入子菱が一面に織りなされました。
豊かな艶とマイルドな洒落感が漂います。
着心地良く、着回しも本当に便利ですので、長年お着物に慣れ親しむ方にとって、
手放せない一枚としてお役立ていただけることと思います。
まず他にない品質、価格と自信を持ってお薦めいたします。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 白たか織について 】
白鷹町は、山形県南部・置賜盆地最北にある山間の静かな織物の里。
盆地の真ん中を最上川が流れ、なだらかな稜線をみせる
朝日連峰が、豊かな四季に彩られるところです。
そこは昔から養蚕の盛んな土地柄で、現在でも県内随一の養蚕の町。
琉球に伝わった絣織物は本土を北上し、白鷹がその北限で、
独自の織物文化が栄えました。
山形県米沢市、長井市、白鷹町で生産される織物は
米沢紬・長井紬・白鷹紬・米琉・紅花紬などがあり、
いずれも糸を先に染めてから織る、先染めの織物。
総称して「置賜(おいたま・おきたま)紬」と呼ばれております。
【 白鷹織(置賜紬)について 】
山形県の伝統的工芸品に指定されている
「置賜紬(米沢織、白鷹織、長井紬)」
と総称されている織物の中の一種。
白鷹町でつくられる先染め織物の総称として
「白鷹紬」とも呼ばれ、約150年の歴史をもち
絣織物の産地では日本の最北端に
位置することから「北限の絣」とも呼ばれる。
長井紬とその発祥を同じくし、米沢藩が領内を
青苧(あおそ)や紅花といった材料の生産地から、
自給自足の絹織物産地に変えたことで始まった。
明治中期からは長井と同様、白鷹でも
「米琉絣」の織り上げはあったが、明治後半に
栃木県足利の技術者から学んだ「板締め」を導入
した事で緻密な絣文様を実現。
白鷹織には独特のシボを持つ「白鷹御召」と
経糸と緯糸を板締染色の技法で染め上げ
小絣模様を表現した「米琉板締小絣」がある。
現在白鷹織の製織を手掛けている工房は
白鷹町にある2軒のみである。
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
背より身丈136cm(適応身長161cm~166cm) (3尺 5寸 9分)
「二重輪に剣片喰」の縫い一つ紋が入っております。
裄丈 | 68.5cm(1尺8寸1分) |
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袖巾 | 35cm(0尺9寸2分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 26.5cm(7寸0分) |
後巾 | 31.5cm(8寸3分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈71.5cm(1尺8寸9分) 袖巾36.5cm(9寸6分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、お食事、お出かけ、行楽など
◆あわせる帯 角帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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