商品番号:1384784
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
織物好きならご存知の本塩沢(塩沢お召)!
老舗織元【 酒井織物 】による、本塩沢の最高峰180山亀甲の手織絣による作品のご紹介です。
絣の細かさは、今までご紹介の中でも随一。
着尺幅一段の中に、実に180個もの亀甲の絣を用い、
繊細なお柄表現となっております。
生産数が減少の一途を辿る塩沢。その中でも代々受け継がれてきた180亀甲の雪輪柄はお探しの方も多いことでしょう。
お目に留まりましたら是非この機会にご検討くださいませ。
【 お色柄 】
しゃきっとした手触り、緯糸に強撚糸を織り、
独特のシボ立ちをもたせた塩沢独特の地風。
本当にお召しいただきやすく、その快適な着心地は
広くお着物通の方に愛されております。
程よく主張するお柄、帯あわせ次第で様々な表情を楽しんで頂けますので、
ついついお袖を通してしまう定番品となってくれる事うけあいです。
お色はシック、かつ深みある墨黒。
そこに1寸の中に18個もの亀甲絣を配した
180山の亀甲絣にて、花を込めた雪輪が一面に
織り描き出されております。
塩沢の魅力は、なんと言ってもその風合い。
肌につかず、軽く、程よいシャリ感を感じさせる地風…
お裾さばきも良く、シワになりにくい点でも重宝いたします。
織り帯でも、染め帯でも。
現代の町並みにしっくりとなじみ、スーツ感覚でお召しいただけるシンプルさ。
コーディネートで表情をつけて、個性を活かしたスタイルも素敵です。
流行に左右されることなくお召しいただけるおすすめのおひとつ。
塩沢の地風を、どうぞ存分にご満喫くださいませ!
【 本塩沢(塩沢お召し) について 】
産地:新潟県南魚沼市
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年12月15日指定)
本塩沢の証紙は塩沢織物工業組合(現加盟織元9社)
によって管理される。
・技術又は技法
一、先染の平織
一、たて糸の絣と、よこ糸の絣とを手作業により
柄合せし、絣模様を織り出す
一、地糸に使用するよこ糸は、米糊、蕨糊、布糊を用いる事
「のり付け」をした後「追ねん」をする事
一、絣糸の染色法は「手括り」・「手摺り込み」
「板締め」又は「型紙捺染」による事
一、シボ出しは「湯もみ」による事
本塩沢は、越後上布・塩沢紬・夏塩沢と共に
塩沢産地の代表的な伝統織物。
起源は寛文年間(1661年~72年)に堀次郎将俊による
強撚糸を用いた“シボ”のある強撚織物の考案、
近郷の婦女子に伝えた事が始まりとされる。
越後に伝わった縮織(明石ちぢみ)の手法を取り入れた
小千谷縮をもとに、その技術を絹に展開、さらに結城紬や
西陣お召の技術も吸収しながら現在に至るハイブリッドな織物。
右に撚った糸(S撚り)と左に撚った糸(Z撚り)を
交互に組合せ、湯もみすることによりシボが生まれる。
強く撚られた糸が戻ろうとする力が独自の凹凸を生み出している。
凹凸は肌への接触面積を減らし、さらっとした感触となるため
単衣の時期により好まれる。
絹:100%
長さ:約12.4m
(※158cm以上のご寸法をご希望の場合要お見積り)
内巾:38.5cm(裄73cm前後まで)
【 付属証紙 】
経済大臣指定伝統的工芸品
塩沢織物工業協同組合、本場塩沢の商標
製織:酒井織物
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
※単衣仕立てでしたら、6月・9月の単衣の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる帯 洒落袋帯、カジュアル向けのデザインの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[ 袷 ]
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円+ガード加工6,050円(全て税込)
[ 単 ]
地入れ3,300円+衿裏2,200円+海外手縫い仕立て28,600円+ガード加工6,050円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※本塩沢は雨などの水分に対して非常にデリケートな生地ですので、
お仕立ての際には、撥水加工されることをお薦め致します。
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