商品番号:1548691
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
控えめな色調の中に、確かな技と文化の息吹が込められたひと品。
沖縄の伝統を今に伝える、
赤嶺織り織物工房、赤嶺忠氏による琉球かすりの九寸名古屋帯のご紹介です。
日常にも寄り添いながら、どこか芯のある存在感…
南方の織物でありながら、あくまで静かで端正。
素朴でぬくもりを感じさせるその風合いを
どうぞお確かめくださいませ。
【 お色柄 】
ナチュラルな風合いが感じられる地。
深い黒色の地に、白く浮かぶような菱模様が整然と並ぶ構成。
素朴でいてどこかモダン。
手織りならではの揺らぎや表情が、帯全体にやさしいリズムを生み出しています。
ぬくもり溢れる素朴な印象を感じさせながら、
現代の街並みに馴染むセンスの良さがございます。
無地や格子などさりげなく着られるおきものを楽しまれている方にも、
昔ながらの伝統表現を楽しむとともに時代にあった感性で着こなせる帯として、
ぜひお手に取っていただきたいお品です。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 琉球かすりについて 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1983年4月27日指定)
生産地:沖縄県南風原町
生産数は年間3000反以上(帯含む)
※伝統的工芸品に指定されている
織物の中ではトップクラスの生産反数を誇る。
主に絹糸を使用した平織の織物で、糸の染色には
草木を原料とした染料のほか化学染料等が用いられる。
元々は泥藍で染めた木綿絣が原点で、現在では絹糸が
主流となり、生糸、玉糸、真綿のつむぎ糸、麻糸から
毛糸といった様々な糸が用いられている。
特に特殊な撚りをかけた壁糸を使うカベ上布は夏物の定番。
図案は琉球王府の御絵図帳(みえずちょう)に収蔵されており、
古くは手形(発注書のようなもの)の形で添付され
製織されていた。
植物、動物、生活用品などがモチーフで、ひとつひとつの
図柄に意味を持ち、種類は600種にもおよぶ。
絹100%
長さ約3.75m
全通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけなど
◆あわせる着物 小紋、織の着物
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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