商品番号:1557896
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
琉球の風土とともに育まれてきた伝統の織物、琉球かすり。
南国の陽光を浴びながら、かつて庶民の暮らしの中に息づいていたこの織物は、
今もなお沖縄の空と海とを織り込むように、素朴でありながらも凛とした美しさを湛えています。
手織りならではの柔らかな風合い、織り手さんの想い伝わる
本場琉球かすりのご紹介です。
今回は昨今では滅多とない大きな絣柄の作品を仕入れてまいりました。
お目に留まりましたらどうぞお見逃しなくお願いいたします。
【 お色柄 】
節糸の表情が味わい紬地。
地色はシック場グレーで、ゆうらりと流水の絣模様が織りなされました。
熟練した織り手が時間をかけて手織りした布の凛とした贅沢さ。
身にまとえば、それらを肌で実感していただけることでしょう。
まさに織りの宝。
琉球の花織や紅型の帯なども、美しく映えることと思います。
お手元でご覧いただければ、一層その美しさを実感いただけることでしょう。
大切に大切にお届けさせていただきます。
どうぞ南国で生まれた心の織物をご堪能くださいませ。
【 琉球かすりについて 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1983年4月27日指定)
生産地:沖縄県南風原町
生産数は年間3000反以上(帯含む)
※伝統的工芸品に指定されている
織物の中ではトップクラスの生産反数を誇る。
主に絹糸を使用した平織の織物で、糸の染色には
草木を原料とした染料のほか化学染料等が用いられる。
元々は泥藍で染めた木綿絣が原点で、現在では絹糸が
主流となり、生糸、玉糸、真綿のつむぎ糸、麻糸から
毛糸といった様々な糸が用いられている。
特に特殊な撚りをかけた壁糸を使うカベ上布は夏物の定番。
図案は琉球王府の御絵図帳(みえずちょう)に収蔵されており、
古くは手形(発注書のようなもの)の形で添付され
製織されていた。
植物、動物、生活用品などがモチーフで、ひとつひとつの
図柄に意味を持ち、種類は600種にもおよぶ。
絹100%
長さ約12.4m 内巾36.5cm (最長裄丈約69cmまで 最長袖巾肩巾34.5cmまで)
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、観劇、お食事、街歩き、行楽など
◆合わせる帯 洒落袋帯、名古屋帯 半巾帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)