商品番号:1556925
(税込)
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【 仕入れ担当 渡辺より 】
いつの世も、着物びとの心をとらえて離さない琉球伝承織物。
どこか懐かしく、それでいて今の装いにも映える洗練された趣が魅力の
本場琉球かすり八寸帯のご紹介です!
織り上げたのは琉球絣組合理事長も務められた桃原厚吉さん。
残念ながら2021年にお亡くなりになられておりますので、
今後ご紹介は叶いません…
お仕立て上がり品でも滅多とご紹介のない八寸帯。
今回はシックな良色に出会えましたので、
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
柔らかくもやや地厚な風合いの帯地。
シックな濃い群青色と黒色の縞模様に、
矢絣の絣模様を織り上げております。
ぬくもり溢れる素朴な印象を感じさせながら、
現代の街並みに馴染むセンスの良さがございます。
無地や格子などさりげなく着られるおきものを楽しまれている方にも、
昔ながらの伝統表現を楽しむとともに時代にあった感性で着こなせる帯として、
ぜひお手に取っていただきたいお品です。
【 琉球かすりについて 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1983年4月27日指定)
生産地:沖縄県南風原町
生産数は年間3000反以上(帯含む)
※伝統的工芸品に指定されている
織物の中ではトップクラスの生産反数を誇る。
主に絹糸を使用した平織の織物で、糸の染色には
草木を原料とした染料のほか化学染料等が用いられる。
元々は泥藍で染めた木綿絣が原点で、現在では絹糸が
主流となり、生糸、玉糸、真綿のつむぎ糸、麻糸から
毛糸といった様々な糸が用いられている。
特に特殊な撚りをかけた壁糸を使うカベ上布は夏物の定番。
図案は琉球王府の御絵図帳(みえずちょう)に収蔵されており、
古くは手形(発注書のようなもの)の形で添付され
製織されていた。
植物、動物、生活用品などがモチーフで、ひとつひとつの
図柄に意味を持ち、種類は600種にもおよぶ。
絹100% 長さ約3.7m
柄付け:全通柄
※ガード加工済み
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけなど
◆あわせる着物 小紋、織の着物
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。