商品番号:1557995
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
木綿の至宝…本場久留米絣のご紹介です。
素朴で温かみ溢れる風合い、そして絣のデザインに
いつかは…と憧れの方も多いのではないでしょうか。
本品は、大正創業の老舗工房三代目で、
久留米絣協同組合理事長・池田光政氏が手掛けた逸品です。
久留米絣といえば深い藍色地の作品が多い中、
なかなかお目にかかれないお色の一枚を仕入れてまいりました。
すっきりとした白地に藍の絣模様がなんとも美しい一枚。
ぜひこの機会をお見逃しなくお願い致します。
【 お色柄 】
綿ならではの優しい風合い…
白地に藍色の絣糸を用いて裂取更紗のデザインが織り上げられました。
シンプルながら、いつまでも見ていても見飽きるということのない奥行き。
素朴な中にも粋で凛とした・・・独特の情趣かおるひと品です。
他のお着物にはない、綿ならではの素材感をお楽しみください。
【 池田光政氏について 】
大正9年創業、池田絣工房の三代目。
22歳から久留米絣製造に従事されております。
63歳の時には重要無形文化財久留米絣技術保持者に認定され、
同年から久留米絣協同組合理事に就任し、
久留米絣の素晴らしさを伝えるために、
四代目夫妻や工房の職人さんとともに、
日々丁寧なものづくりを行っておられます。
【 久留米絣について 】
文部科学大臣指定重要無形文化財(1957年4年25日)
経済産業大臣指定伝統工芸品(1976年6月2日指定)
福岡県南部の筑後地方一帯で製造されている絣。
1800年頃に現在の福岡県・久留米藩の井上伝という
少女が、久留米絣の織り方を発案。
伊予絣、備後絣とともに日本三大絣の一つともされる。
現在では着物の範囲にとらわれず、ストールや
トートバッグ、スニーカーといった製品の素材
にも用いられている。
織機(動力機)と手織のお品があり、
手織のものも、伝統工芸品と重要無形文化財技術の
二種がある。
重要無形文化財指定認定条件
以下の条件を満たしたもの
・手括りによる絣糸を使用すること
・純正天然藍で染めること
・なげひの手織り織機で織ること
綿100%
長さ12.3m 内巾37cm(最大裄丈約70cm、最大袖巾肩巾約35cm)
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 観劇、芸術鑑賞、お出かけ、行楽、お稽古など
◆あわせる帯 九寸名古屋帯、八寸名古屋帯、半幅帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[バチ衿]
水通し4,950円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)で承ります。
[広衿]
水通し4,950円+ポリエステル衿裏880円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)で承ります。
※綿の着物は地厚な生地のため、裏地なしの単衣仕立てとなります。単衣仕立てで冬の季節にもお召しいただけます。袷仕立てをご希望の場合にはお問い合わせくださいませ。
※背伏せなし(背は袋縫い)・ポリエステル糸でのお仕立となります。
※国内手縫い仕立て+9,900円(税込)
※「水通し」は、お仕立て前に生地の糊を落とし、ふっくらとした風合いに仕上げるために行う工程です。