商品番号:1557928
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
晴れの日に咲き誇るような華やぎと、
どこか品格を漂わせる佇まいが共存する…
惜しまれつつ2017年に廃業を迎えた名門・染の北川。
その作品は今なお、和装の世界において確固たる存在感を放ち続けています。
伝統と現代感覚を絶妙に融合させたその美意識は、
人生の節目節目を彩るに相応しい特別な一枚となるでしょう。
小紋や訪問着に比べて、ふりくち付きのお振袖となると流通は本当にごく僅か。
どうぞお見逃しないようご覧下さいませ。
【 お色柄 】
所作と共に艶めく本紋の地。
シックな濃紫色から墨黒色へのグラデーションを背景に、
咲き誇る秋桜(コスモス)の花々。
多彩な色合いが重なり合い、絵画のような奥行きが感じられ
まるで今にも揺れそうな瑞々しさを感じさせます。
古典でもモダンでもない美しさこそ、
染の北川ならではの持ち味といえるでしょう。
今や手に入らない染の北川の振袖。
格式ある古典の中に可憐なやわらかさが息づくこの意匠は、他にはない存在感を放ちます。
大切な日の記念に——身に纏うたび、胸に残る“特別”がここにございます。
【 染の北川について 】
京の有名呉服メーカー
1955年(昭和30年)創業
※2017年廃業
様々な着物専門誌にも多く取り上げられ、
着物ファンに広く知られていた。
訪問着、留袖、振袖などのフォーマル品、
逸品物を創作。
染、意匠へのこだわりはもちろん、生地の
開発なども手掛け、「和木沢絹」
「CHULTHAINo.6(ジュンタイナンバーシックス)
などのブランド生地も有名であった。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
たちきり身丈約180cm 内巾37.5cm (最長裄丈約71cmまで 最長袖巾肩巾35.5cmまで)
ふりくち付き
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ~30代
◆着用シーン 成人式、ご卒業式、謝恩会、結婚式・披露宴、式典、パーティー、初釜など
◆あわせる帯 袋帯、丸帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[ ふりくち有 ]
解湯のし4,180円+※胴裏16,500円~+海外手縫い仕立て代39,600円(全て税込)で承ります。
※国内手縫い仕立て+38,500円(税込)
[ ふりくち無 ]
解湯のし4,180円+※胴裏16,500円~+海外手縫い仕立て代39,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+35,200円(税込)