商品番号:1540031
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
日本の紬織物の故郷、久米島…
その久米島にて丁寧に創作された極上の逸品。
なんと今回はアンサンブルのお品を仕入れて参りました。
元々は男物としての製作かと思われますが、
女性ものとしても問題ございません。
期間限定でのご紹介でございます。
アンサンブルとしてご活用いただくことも可能ですが、
ご友人とお揃いのお着物として御仕立ていただくことも素敵かと存じます。
この機会にご検討いただければ幸いでございます。
【 お色柄 】
ほっこりと自然溢れる、自然な黒茶色の紬地。
その地にはシンプルな樺色の縞の意匠が表されました。
地色と柄糸のコントラストが洒落感漂う一枚です。
歴史と伝統、人々の思いが込められて。
天然染料で染められたお色は、着れば着るほどに味わい増すことでしょう。
一生どころか、世代を超えてお召しいただける素晴らしい紬でございます。
【 久米島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
沖縄県無形文化財指定(1977年)
製作技術が重要無形文化財に指定(2004年)
久米島紬保持団体が重要無形文化財保持団体に認定
その技術が琉球王国時代以来の伝統を保つ、
製法は手作業による織物。14世紀末頃、久米島の
「堂の比屋(堂集落の長)」が明に渡り、養蚕の
技術などを学んだ事が始まりとされる。
糸は真綿からひいた手紡ぎの糸、染料は島内で採れる
主に車輪梅(ティカチ)、サルトリイバラ(グール)、
泥(媒染)、ナカハラクロキ(グルボー)、フクギ、
ヤマモモ、オオハマボウ(ユウナ)。
製織は手投杼を用いた手織である。
久米島紬の色の系統は以下
・黒褐色、茶系:グール(サルトリイバラ)とテイカチ(車輪梅)、泥
・青灰色、白灰系:ユウナ(オオハマボウ)を燃やした灰
・青丹、薄鶸系:ウージ(サトウキビ)
・濃青色、濃紺系:琉球藍
の彩りが最も多く、稀な彩りとしてはヤマモモとクルボー
(ナカハラクロキ)を用いた黄色系、媒染液によっては
ミョウバン媒染の赤味をおびた深みの黄色、泥による
鉄媒染の鶯色があり、近年は上記の他に椎の木、月橘、
月桃の植物染料を用いたもの、鉱業が盛んだった久米島の、
多彩な土を使っての新しい染色方法である千枚岩
(せんまいがん:フィライト)を用いた大地染などがある。
絹100%
長さ23m 内巾37.5cm(裄最長約71cm)
沖縄織物検査済之証、沖縄県伝統工芸品之証がついております。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、街着、カジュアルパーティー、ランチなど
◆あわせる帯 お洒落袋帯、九寸名古屋帯、八寸名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[ 紬 ]
地入れ6,050円+※胴裏8,250円~八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
[ 羽織 ]
羽裏11,000円+海外手縫い仕立て29,700円(羽織紐は別途)(全て税込)
※国内手縫い仕立て
[ きもの ]+17,600円(税込)
[ 羽織 ]+12,100円(税込)
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